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「Winvoice」に請求書のクレジットカード決済を可能にする機能などを搭載(インフキュリオン)

2024年4月22日18:50

インフキュリオンは、請求書支払いプラットフォーム「Winvoice(ウィンボイス)」に「支払者(バイヤー)向け機能」を新たに搭載し、2024年4月22日より提供を開始すると発表した。同機能により、利用者は受け取った請求書の支払いをクレジットカードをはじめデビットカード、プリペイドカードで決済できるようになる。カード決済の利用は、利用金額の口座引き落とし期日まで実質的に支払いを先延ばしができ、利用者はキャッシュフロー(資金繰り)を改善することができる。また、銀行振込に係る時間削減やミスの防止など業務改善の効果も期待できるそうだ。

「Winvoice」に請求書のクレジットカード決済を可能にする「支払者(バイヤー)向け機能」を新搭載(インフキュリオン)

近年、インボイス制度や改正電子帳簿保存法など会計・経理業務に係る法改正の施行や政府方針が発表され、企業間の取引においてもデジタル化する動きが加速している。一方で、法人間取引ではサービス利用や商品仕入れなどの対価の請求・支払いは請求書による掛け払いで、支払い方法も銀行振込が主だ。そこで新たな法人間のキャッシュレス決済を実現する仕組みとして昨今、対価の請求者と支払い者の仲介を行うことで請求書のカード決済を実現する「請求書の支払い代行」「請求書カード決済」といったサービスが注目を集めている。

実際、インフキュリオンが2024年3月に実施した調査(n=1,032)では、回答者の40.6%が請求書をカードで支払えるサービスを知っていると回答した。また、回答者の約2割(17.0%)が請求書をカードで支払いたいと回答している。

そのほかのアップデートとして、請求者(サプライヤー)向け機能をアップデートし、個人事業主・フリーランスなど法人格がない事業者への対応を行った。同アップデートにより、法人以外の利用者でも、商品・サービスなどの対価を請求する際の支払方法にカード決済の選択肢を追加できるようになる。同機能を利用した場合、支払者がカード決済後、最短即日~3営業日以内に指定口座へ請求金額の入金が行われる。これにより、利用者は支払遅延・未回収リスクの軽減やキャッシュフロー(資金繰り)の改善が図れる。加えて、請求先への与信はカード会社が行うため、請求先の与信が行えないことを理由に新規取引ができないといった機会損失の防止にも活用できるそうだ。

また、利用できるカードのブランドにJCB(5月上旬開始予定)・Mastercardを追加し、Winvoiceを利用できる条件を拡充した。これまでも利用可能だったVisaと合わせると、3つの国際ブランドに対応したことになる。利用者は手持ちのクレジットカードのブランドがVisa、JCB、Mastercardであれば、種別が法人カード、個人カード問わずWinvoiceを利用可能だ。

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