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20227/26

路線バスでVisaのタッチ決済とQR企画券による実証実験(神姫バス等)

2022年7月26日21:10

神姫バス、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、小田原機器、 QUADRACおよびRYDEは、神戸市内で運行する路線バス「シティーループ」と「ポートループ」において、Visaのタッチ決済とQR企画券による実証実験を2022年秋より実施すると発表した。

実証実験の対象路線(神姫バス等)

神戸は、国内外から多くの観光客が訪れるが、神戸空港の全施設で、すでにVisaのタッチ決済が導入されている。今回の実証実験を通じて、キャッシュレス環境の整備による、利便性の向上、バス車内での乗務員の対応時間短縮による定時性向上、利用状況の分析による新たなサービスの拡大検討を狙いとしている。

対象路線は、神戸市内の三宮、元町、旧居留地、メリケンパーク、北野異人館などの主要な観光スポットを周遊するバスである「シティーループ」、東遊園地・新港町・ハーバーランドなどのウォーターフロントエリアを巡る連節バスである「ポートループ」となる。

車両には、小田原機器製キャッシュレス決済端末「BOSS」を設置するそうだ。利用者は乗車運賃の支払いで、乗車時(ポートループでは降車時)にVisaのタッチ決済機能のあるカードやスマートフォン等を機器にかざすことで、決済をスピーディに完了できる。また、 実証実験では、一定額利用を超えると乗車運賃が割引になる『上限運賃適用サービス』の効果検証も行う。

『上限運賃適用サービス』は、日単位(月単位も可能)の利用金額に上限を設定し、上限に達した場合はそれ以上の支払いが不要となる仕組みだ。

なお、利用者自身で利用履歴や、上限運賃の適用を確認するには、交通事業者向け決済及び認証のプラットフォームを提供するQUADRACの「Q-move」サイトにアクセスすると閲覧が可能だ。

なお、「Kobe 1-day loop bus ticket」「Kobe 2-day loop bus ticket」に対し、QRコードで読み取る検札方式の導入により、現地でのオペレーションや乗車実績を検証し、今後の施策に生かす。対象企画券はRYDEの「RYDE PASS」上で事前に購入可能だ。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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