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ふくおかフィナンシャルグループのvaryが好発進、サービス拡充 ポイントアップ対象店に15店追加、九州色を打ち出す

2026年6月16日8:00

ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は、傘下の福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行で提供している「vary」のサービスを充実させている。バリーカードのポイントアップ対象店を新たに追加する一方で、FFGのポイントサービス「myCoin」において、買い物などの支払いに利用できる「myCoin払い」をスタートさせた。「vary」は5年で64万会員の獲得を目標に掲げており、スタートから3カ月で7万会員を獲得するなど、好スタートを切っている。サービスの拡充により、会員獲得をさらに加速させる。

好調なスタートを切った金融サービス「vary(バリー)」。2026年1月16日の発表会見にはCM出演の井桁弘恵さんが登場した

新サービスで「お得で便利」という価値提供
地域の経済エコシステム構築

FFG 福岡銀行 営業統括部 決済・マーケティンググループ 兼務 主任調査役 上田浩介氏は「これまでのmybank+というマイレージサービスは、給与振り込みや住宅ローンの取引状況によるステージ判定を行い、ステージ別にATMの手数料割引などの特典を進呈していましたが、お客さまがそのメリットを意識しにくいとされていました。今回は、わかりやすいサービス設計を心がけたのが特徴です。お客さまにお得と便利という価値を一層実感していただくことがサービス拡充の狙いです」と話す。

FFGは、福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行の3つの地方銀行を傘下に持つ金融持株会社であり、九州経済圏を一体として捉えたネットワークを構築している(福岡中央銀行とデジタルバンクのみんなの銀行もグループに含む)。北部九州地方での口座保有者のシェアは高い。「一歩先を行く発想で、地域に真のゆたかさ」というテーマのもと、経済的なゆたかさに加え、誰もが、安心や幸せを実感し、それが地域にめぐるような「真のゆたかさ」を目指している。10年間の長期戦略を定め、地域の産業振興、人々の豊かな生活の後押しへの貢献を掲げた。地域の経済エコシステム構築の1つのエンジンとなるのが「vary」だ。

「バリープログラム」で会員サービス強化
九州色を打ち出す

「vary」は、会員制サービス「バリープログラム」とクレジットカード「バリーカード」を組み合わせ、日常の暮らしの中で「お得・便利・安心」を提供することを目指している。バリープログラム・バリーカードは銀行アプリから申し込み、入会後のコース・請求額も銀行アプリから確認可能だ。バリーカードの発行会社(イシュア)は、FFG連結子会社のFFGカードとなる。

全4コースの会員制プログラム「バリープログラム」は、年齢・取引に応じてコースが自動判定され、さまざまな特典が受けられる。もともとFFGは「mybank+」というマイレージサービスを提供していたが、2026年1月19日からは「バリープログラム」を開始した。18~25歳の人は、申し込みのみで最上位のプレミアムコースが適用され、コンビニATM手数料が何回でも無料、他行宛振込手数料が月3回まで無料、バリーカードポイント還元率アップが+5%などの特典を受けられる。

上田氏は「九州は人口も減っており、若者との接点が少なくなっています。若い人たちに使っていただきたいという狙いはありますが、若い人向けに限ったサービスではありません。すべての層のお客さまを対象にしています。さまざまなネットバンクが登場する中で、お客さまとの接点を持つという課題に対処するサービスとして、varyがあります。九州に地盤を持っている金融グループなので、九州だからラインアップできるようなブランドにポイントアップ対象店として入っていただくことで、九州色を出しています」と話す。

九州ゆかりのブランドなど追加、「myCoin払い」開始
マーケティング施策などが課題に

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