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デッドスペースが24時間稼働の無人店舗に変身? 新商品「TTG-SENSE SHELF」のテスト検証を開始

2024年2月2日8:00

無人決済店舗システムを提供するTOUCH TO GO(TTG)は、「より省スペースで無人販売を始めたい」というニーズに応え、1台の幅が90センチの「TTG-SENSE SHELF」を開発した。お客様が商品を手に取ったことを瞬時に認識して音声メッセージを流し、レジの前に立つと商品を自動認識してスキャンレスで決済に導く仕組み。コンパクトサイズの「TTG-SENSE SHELF」の活用によって、デッドスペースを無人店舗に生まれ変わらせることも可能になる。同社はJR東日本品川駅構内のイベントスペースで、2024年2月1日から6日まで、お披露目をかねたテスト検証を実施している。

「TTG-SENSE SHELF」について説明するTTG 代表取締役社長 阿久津智紀氏

商品棚1本から展開が可能
より幅広い業種業態に活用を提案

TOUCH TO GO(以下、TTG)は、2019年3月にJR東日本高輪ゲートウェイ駅にAI無人決済店舗「TOUCH TO GO」を開業して以来、100カ所超の店舗に無人決済店舗システムを導入してきた。自由にレイアウトできる「TTG-SENSE」、やぐら式で簡易設置が可能な「TTG-SENSE MICRO」に加え、今回、「より省スペースで無人販売を始めたい」という声に応えて、商品棚1本から展開が可能な「TTG-SENSE SHELF」を開発した。

「TTG-SENSE SHELF」は1ユニットの幅が90センチ、奥行き60センチ、高さ2メートル55センチ。2ユニットからの利用を勧めており、これにレジスペースが加わるので、2メートル86センチ幅のスペースがあれば設置が可能ということになる。電源さえあれば簡単に設置することができ、撤去も容易。駅、空港、SAなどのデッドスペースの有効活用や、イベントスペースでの利用などにも適している。

同社では「TTG-SENSE SHELF」のお披露目をかねて、2月1日から6日まで、JR東日本品川駅構内のイベントスペースにおいて、カルビー、「東京ばな奈」などを製造販売するグレープストーン、「靴下屋」を展開するタビオと協力し、ユーザーテストおよび購買体験の精度検証を実施中。「TTG-SENSE SHELF」に興味のある企業などに来場を呼び掛けている。

コールセンターから売り場を常時、遠隔監視
画像データをマーケティング分析にも活用

「TTG-SENSE SHELF」での商品購入の流れは以下の通り。

お客様が商品を手に取ると、「TTG-SENSE SHELF」がそれを瞬時に認識し、「商品を手に取ってくださり、ありがとうございます」といった音声メッセージが流れる。この機能は万引き防止効果にもつながると同社は見ている。もちろんお客様がいったん手に取った商品を棚に戻すのは自由である。

棚から商品を取ると音声メッセージが流れる。レジで決済手段を選び決済すると、レシートが出力される

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