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【PR】AIビジネス最前線…インバウンドサービスへの活用へ BtoB決済のキャッシュレス化を支援する「StarPay-Biz」

2024年1月5日8:00

【ネットスターズビジネスカンファレンス開催レポート2】

ネットスターズは、決済領域に加え、それを基盤にしたDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスも提供している。2023年12月6日に開催された「ネットスターズビジネスカンファレンス」では、AI(人工知能)を活用したインバウンド向けサービス提供の可能性を紹介した。また、決済領域の広がりとしてこれまで店舗などtoC企業向けのサービス提供で実績を重ねてきた同社が、国際ブランド大手のMastercardと連携した「StarPay-Biz」を発表し、BtoB間の支払いにもサービス提供分野を拡大・強化している。

接客サービスソリューション「アバターGPT」提供へ
学習能力をもつアバターによる接客を提案

ネットスターズの事業戦略や業界の最新動向を紹介するネットスターズビジネスカンファレンスの「セッション2」では、AIを活用した金融プラットフォームなどを展開する百融雲創 のSenior Managerの尹卓氏と、ネットスターズ取締役CTOの陳斌氏が対談。「AI-From Automation to Intelligence(AIは自動化から知性へ)」と題して、AIを活用した新たなビジネスの可能性について紹介した。

ネットスターズの陳斌氏は「AIの世界では、ChatGPT(チャットGPT)が登場し、産業界にも大きなインパクトをもたらしています。チャットGPTのような生成AIが、どのようなイノベーションを起こし、世の中にどのような変化をもたらすのかについて考えることは、ビジネスパーソンにとって良い契機となるはずです。ネットスターズもさまざまな企業と連携し、人手不足が深刻化している日本市場に対するソリューションを提供できるように取り組んでいます」と話した。

ネットスターズ取締役CTOの陳斌氏

生成AIによって、今起こっている大きな変化は、これまでのような単純な自動化ではなく、インテリジェンスに関わる革新だという。これまでのAIがもたらした自動化の恩恵は、事前に決められたプロセスに従って、機械が自動的に行動を起こすことであるのに対し、AIが提供するインテリジェンスは、事前に決められたプロセスがなくても、臨機応変に、そしてスマートに対応できるのが特徴であると説明した。

続いて、百融雲創の尹卓氏は、生成AIを活用した多言語対応が可能な接客サービスソリューション「AvatarGPT(アバターGPT)」を紹介した。アバターGPTは、対話型AIを搭載した3Dデジタルヒューマン製品。人間の外見、動作、言語を模倣し、リアリティの高いキャラクターをつくり出すことができる。

百融雲創 のSenior Managerの尹卓氏

多言語対応機能が強みで、第1世代の製品は中国語、英語、日本語の能力を備えており、第2世代は、韓国語、タイ語、ベトナム語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ロシア語、アラビア語を含む多言語の能力を追加している。自社開発の「ロボット開放プラットフォーム」を基盤とし、文字、画像、動画などの多種類の素材のトレーニングと学習をサポートできる。

ERPデータインターフェイスの統合で、「商品購入」、「駐車料金支払い」、「部屋予約」のようなサービスは、アバターGPTに接続することで、会話型AIの実行能力を拡張することができる。さらに、「天気予報」や「地図」、「飛行機便の時刻表」などのアプリの検索もサポートすることが可能だ。

尹卓氏は「日本には外国人観光客が戻り始めていますが、多言語を話せる人材が不足しており、観光案内などの仕事が提供できず、受け入れに苦慮していると聞きます。今回のデモは、ネットスターズと連携し、日本での課題解決のソリューションとして、アバターGPTをどう活かすかを考えました」と話し、百貨店での観光客案内のケースで、デモンストレーションを披露した。

企業間請求・支払い業務をキャッシュレスで完結
Mastercard VCNの技術をホテル、旅行業界などで適用

「セッション3」は、Mastercard プロダクツ&ソリューションズ マネージャーの上村貴哉氏と、ネットスターズ執行役員兼事業統括本部決済事業部事業部長の滝島啓介氏が登壇し、「海外トラベルエージェンシーと決済」をテーマに対談した。

ネットスターズは、企業間(BtoB)決済の請求・支払い業務をキャッシュレスで完結するシステム「StarPay-Biz」を12月6日から提供を開始した。このサービスは、ホテル業界向けにMastercardバーチャルクレジット番号(VCN)*に対応するサービス(StarPay-Biz for Hotel)を展開したのをきっかけに、ホテル以外のさまざまな業界の請求業務のDXを支援するのが狙いだ。

対談では、滝島氏が、ネットスターズが「StarPay-Biz」のローンチによって、企業のDX支援に乗り出した狙いなどについて説明した。ネットスターズは、QRコード決済サービスを中心に、決済ブランドと企業を結ぶゲートウェイを展開しており、その仕組みを応用し、ネットスターズを通じて、クレジットカードによるキャッシュレス決済を企業間決済で利用できるソリューションの投入を計画した。

ネットスターズ執行役員兼事業統括本部決済事業部事業部長の滝島啓介氏

その仕組みはこうだ。請求元企業(サプライヤー)は専用のウェブ管理画面から請求書を発行し、請求される企業(バイヤー)はウェブ管理画面からクレジットカードで支払いができる。サプライヤーにとっては、入金の遅延削減や売掛金未回収のリスク減少、入金消し込み作業からの解放が期待できる。バイヤー側は、精算業務を取引先ごとではなく、カード引き落としで一括管理でき、引き落とし時期もカード発行会社と調整できるなどのメリットが期待できる。加えて、サプライヤー、バイヤーともに電子化に対応し、省人化・効率化が図れる。

滝島氏は「ホテルやオンライントラベルエージェンシーなどの観光産業を中心に展開しているこのサービスを支えているのが、Mastercard VCNの技術です。日本での普及を進める上で、このパートナーの技術によって、海外事業者との決済を安心して行いたいニーズに対応できることが非常に重要になります」と述べた。

Mastercardの上村氏は、世界地図を示し、Mastercard VCNが広がっている地域を示した。「北米を中心に200カ国以上の国々でMastercard VCNを使った企業間決済が行われていますが、残念ながら、日本はまだ空白地帯です。これから、ネットスターズとともに日本に普及させていきたいです」と意欲を示した。

Mastercard プロダクツ&ソリューションズ マネージャーの上村貴哉氏

*Mastercard バーチャルカード番号(VCN)とは、法人向けMastercardクレジットカード(パーチェシング・カード)を親番号として発行されるバーチャル子番号。Mastercard VCNは、親番号の与信枠の範囲内で、用途別に1回の取引だけ、あるいは決められた回数や期間のみ利用できるよう複数発行でき、ひとつのMastercard VCNに対して「利用可能額」や「利用期間」など、利用の制限や条件を設定することが可能。利用分は一括して、親番号のカード名義に請求される。

特に海外の旅行業界での普及が進んでおり、旅行代理店やトラベルマネジメントカンパニーとホテル間の決済を効率化する手段として導入が進んでいる。国内でも大きな成長が期待されているそうだ。

■お問合せ先
株式会社ネットスターズ
東京都中央区八丁堀3-3-5
住友不動産八丁堀ビル3・4F
URL:https://www.netstars.co.jp/
お問い合わせ:https://www.netstars.co.jp/contact/

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