Pay-Ya NEWS.

キャッシュレスに関するニュースポータル

© Pay-Ya NEWS. All rights reserved.

20228/29

NTT東日本とスマートプレートで観光客誘引・観光情報発信を強化(大多喜町観光協会/御宿町観光協会)

2022年8月29日13:30

千葉県の大多喜町観光協会と御宿町観光協会は、NTT東日本と連携し、各地域における観光・宿泊・飲食業の活性化を目的に、アプリケーションやクラウドからコントロール可能なICチップを内蔵した「スマートプレート」を活用した観光客誘引及び観光情報発信の強化によるエリアの活性化に取り組んでいると発表した。

スマートプレート活用イメージ(大多喜町観光協会/御宿町観光協会)

「スマートプレート」は、アクアビットスパイラルズが提供するモノや場所をオンラインサービスと直結する「Hyperlink ofThings(HoT=モノのハイパーリンク)」となる。スマートフォンを近づけるだけでさまざまなデジタルコンテンツを瞬時に表示可能なバッテリー不要のNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)タグを内蔵し、利用にあたって特別なアプリのインストールは不要だという。クラウドを経由してタイムリーにコンテンツを更新できるため遠隔でリアルタイムに情報発信を行うことが可能だ。

多喜町観光協会と御宿町観光協会の会員は、観光や宿泊・飲食事業者が約4割を占めており、コロナ禍における集客減・売上減が最大の課題となっている。誘客を目的とした地域からの情報発信については、パンフレットやポスターなどの紙媒体やホームページの利用を中心としているが、 紙媒体では掲載する情報量に限度があり、戦略的でスピーディーな情報発信を行うことが難しいほか、差替え印刷や交換作業などのコストや稼働の確保が大きな負担となっていた。また、ホームページからの情報発信においては、当該地域の情報を観光客等へ積極的に発信する仕組みがこれまでに無かったために、改善が求められていたそうだ。

このような背景のもと、両観光協会はNTT東日本と連携し、各会員事業者から発信するコンテンツにおいて、情報量に制限が無く、更新情報の発信が容易な「スマートプレート」の整備・活用を進めることで、 観光・宿泊・飲食業の活性化に取り組んでいる。

観光客等が観光施設・駅・飲食店・宿泊施設などの当該地域内外に設置している「スマートプレート」に「スマートフォン」をかざすことで、 両観光協会の会員事業者が発信する情報コンテンツを確認することが可能だという。非接触により「スマートプレート」から情報コンテンツの取得が可能なため、感染対策にもつながるという。

大多喜町観光協会では、情報コンテンツが多言語に対応しており、外国人観光客への手厚い観光案内が可能だという。また、災害発生時には、災害避難情報のコンテンツから避難場所を確認することが可能となる。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト

The post NTT東日本とスマートプレートで観光客誘引・観光情報発信を強化(大多喜町観光協会/御宿町観光協会) first appeared on ペイメントナビ.

関連記事

ページ上部へ戻る