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20228/17

ブロードマインドがクレディセゾンとの資本業務提携で描く4つの推進テーマとは?

2022年8月17日9:53

フィナンシャルパートナー事業を展開するブロードマインドと、クレディセゾンは、従来から提供するサービスの拡充、および新規サービスに向けた取り組みを強化するため、資本業務提携契約を締結した。クレディセゾンがブロードマインドの既存株主より株式の一部を譲り受けることにより、総株主の議決権数の18.98%に当たるブロードマインド株式を保有することとなる。同業務提携発表の2022年8月12日には、両社でオンライン説明会を開催した。

ブロードマインド 代表取締役社長 伊藤清氏(左)とクレディセゾン 代表取締役(兼)副社長執行役員CHO 高橋直樹氏がグータッチ。高橋氏は自身や家族もブロードマインドの相談を受けたという

金融サービスで同じ世界観を共有
新たなモデルへチャレンジ

ブロードマインド 代表取締役社長 伊藤清氏は、「金融サービス領域において、当社とクレディセゾンは同じ世界観を共有しています」と話す。ブロードマインドでは、「金融サービスのあるべき姿を社会実装する」ことを目指し、その土台として、生活者の金融リテラシー向上を図ることを進めている。中でも「人生設計をし、お金に向き合う」「正しい金融知識を得る」「金融商品を正しく活用する」ことをワンストップサービスで提供している。

一方、クレディセゾンは、中期経営ビジョンで「総合生活サービスグループへの転換」を掲げている。ファイナンサービスを軸に上質で豊かな生活の実現を目指している。両社は何年にもわたり、さまざまな金融サービスを展開しており、提携による相乗効果が見込める。両社の強固なパートナーシップのもと、既存サービスのさらなる展開、および新たなモデルへのチャレンジを目指し、資本業務提携に至った。

クレディセゾンはカード会員のロイヤリティ向上へ
会員のライフステージにおける課題解決

両社の役割と狙いとして、ブロードマインドの事業の成長加速と、セゾンカード会員を中心としたロイヤリティ向上を挙げた。ブロードマインドのサービスでは、住宅ローン、保険、証券、不動産のワンストップサービスを提供している。また、オンラインシステムを構築している。さらに、利用者がライフプランを設計できる独自サービス「マネパス」を提供している。この強みを生かし、クレディセゾンのカード会員、およびグループ会社も含めて、さまざまなサービスを展開していくそうだ。

なお、同社では金融教育「ブロっこり」を8月10日に発表しているが、同サービスも共存しながら一緒に提供していきたいとした。今回の提携により、ブロードマインドでは、既存事業、新規事業の双方での成長加速、クレディセゾンでは金融サービス領域での付加価値化によるカード会員を中心としたロイヤリティの向上を図っていく。

クレディセゾン 代表取締役(兼)副社長執行役員CHO 高橋直樹氏は「当社の中期計画では、重点としている顧客である富裕層の方、シニアの方、アクティブな女性、Z世代の方々に、それぞれのライフステージに見合った金融サービス、商品を提供していくことを考えています。そうした中で、手前どもが独自で提供できる商品やサービスは限られているわけで、ブロードマインドさんの持っている知見を生かして、より良い商品を提供していきたいと考えております」と話す。クレディセゾンの会員はライフステージの中でさまざまな課題を抱えており、専門的な知識がない人も多いという。そうした中、ブロードマインドの助言を受けることは、同社の会員の生活において、大切な要素であるとした。

「オンラインFPショップ」で顧客体験強化
「顧問FPサービス」のカード付帯や「金融教育」テーマの新サービス構想

 

今回の両社提携による推進テーマは、「セゾンカード会員向けファイナンシャルアドバイスサービスの提供拡大」「プレミアムカード会員向けサービスの拡充 」「ファイナンシャル・ウェルビーイング領域での新規事業開発 」「セゾン保険サービスとの新たなモデルでの協業」の4つが挙げられる。

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