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「END展~死から問うあなたの人生の物語~」開催、ライフプランニングサービス「Hiraql」も公開

2022年5月30日9:00

東急、東急ラヴィエール、一般社団法人Whole Universeは、死に関するさまざまな問いを来場者に投げかける参加型の展覧会「END展~死から問うあなたの人生の物語~」をiTSCOM STUDIO&HALL 二子玉川ライズにて、2022年5月27日~6月8日まで開催している。

同展覧会のキュレーターは、一般社団法人Whole Universe 代表理事 塚田有那氏が務めた。人生100年時代と言われる中、日本は高齢化社会を迎えている。誰でも100%の確率で死はやってくるが、「END展」では、普段あまり考えることのない死に対して思いを巡らせる機会を創出する展覧会となるそうだ。

東急 沿線生活創造事業部 生活インフラ推進グループ ラヴィエール事業担当 課長 兼  東急ラヴィエール 取締役社長 石寺敏氏、一般社団法人Whole Universe 代表理事 塚田有那氏

会場では、死や人生に関するさまざまな問いを軸に、テーマと関連する「名作マンガの1シーン」をセットで紹介。例えば、「生まれ変わりたいですか?」「死後に何かを持っていけるとしたら、何を選びますか?」などの問いとともに、名作マンガで死に関連した内容が紹介されている。

 

また、自分の大切な人へ「最後に伝えたい言葉」を参加者から事前に募集し、展示する作品《Type Trace/Last Words》(10分遺言)、テクノロジーが進展する時代の新たな死のありようを描いた短編マンガ作品などを展示している。

なお、東急グループでは、不動産事業、交通事業、生活サービス事業、ホテル・リゾート事業などを通じ、サステナブルな街づくりを推進してきた。人生100年時代、少子高齢化、人間関係の希薄化などの社会的要因から、老後は周囲や子供に迷惑をかけたくないという人が増え、「終活(しゅうかつ)」が2010年前後から急速に広がっている。東急ラヴィエールでは、新たな顧客体験による沿線生活者との長期的な関係を目指している。

同社では、デジタルライフプランニングサービス「Hiraql(ヒラクル)」の一部機能を2022年5月12日より公開している。Hiraqlでは、生と死と幸せに関わる気づきや発見、考えの転換や深化につながるコラムを掲載。また、「END展」には、同サービスのイベント機能を使うことで参加可能だ。

「私のデータ(MY DATA)」の「資産管理」では、金融資産、保険の在りかや友人の連絡先、スマホやPC、ペットなどを記入することで、“もしもの時”に家族などに活用してもらうことができる。また、自分の意思を示す「私の意思 WILL」、自分史や家族、宝物を記しておく「大切なもの HISTORY」なども用意した。さらに、「死ぬまでにやりたい10のこと」を記入してもらうことも可能だ。

Hiraqlは、ノングリッドとConnected Designが開発。同サービスは、アジャイル型開発の手法を採用することにより、早期サービス提供と効果確認、ニーズ変化への俊敏な対応実現を目指している。今後の予定として、近日、シェア機能、リマインド機能などの拡充を予定している。また、オンラインにとどまらないサービスを目指す。

今後は、一般向けのライフエンディングサポートサービスを2022年夏頃に提供するとともに、秋頃には時間にとらわれない旅の提案として“セカンドライフをホテルに住まう”サービスを提供するという。

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