Pay-Ya NEWS.

キャッシュレスに関するニュースポータル

© Pay-Ya NEWS. All rights reserved.

20225/2

8エリアのポイントシステムをアプリ化、QRコードシステムに切り替え(FLN)

2022年5月2日16:51

全国685市区町村をカバーする「地域情報サイトまいぷれ」を運営するフューチャーリンクネットワーク(FLN)は、全国8つのエリアで運営する地域ポイントシステムのアプリ化、QRコードシステムへの切り替えを行った。

8つのエリアで運営する地域ポイントシステムのアプリ化、QRコードシステムへの切り替え実施(FLN)

同社が運営する地域共通ポイントサービスは、地域の付加価値流通の促進や地域活動の増大などを目的としたサービスであり、それぞれのポイントサービスはその地域のみでポイント付与・利用ができる。2022年4月現在、島根県出雲市・松江市・米子市の「まいぷれポイント」(2012年~)、千葉県船橋市の「まいぷれポイント」(2013年~)、兵庫県伊丹市の「いたみんポイント」(2015年~)、兵庫県加古川市の「かこがわウェルピーポイント」(2016年~※加古川市との官民協働事業)、兵庫県尼崎市の「まいぷれポイント」(2016年~)、静岡県駿東郡清水町の「ゆうすいポイント」(2016年~※清水町との官民協働事業)、大阪府枚方市の「ひらかたポイント」(2018年~※枚方市との官民協働事業)、千葉県鎌ケ谷市の「まいぷれポイント」(2022年~)の全国8エリアで展開しており、「地域商店での消費促進」「地域住民同士の交流」「ボランティアや地域活動への参加」などの動機づけに活用されている。

これまでFLNが提供する地域ポイントのシステムでは、従来のFeliCaポケットを搭載した非接触型ICカード方式を採用していたが、地域事業者やユーザーが使いやすいサービスになることを目的として、サーバー型のQRコード方式のサービス「yuifill(ゆいふぃる)」へ移行を行った。

「yuifill」は、これまでFLNがこれまでの自治体業務運営で培ったノウハウと、ポイント加盟店舗向けのマーケティングツールとして開発され、ポイント運用を通じた属性情報を活用したデータ分析等が可能になった。また、QRコード方式に移行したことでICカード読み取り用の専用端末が不要になり、店舗側の導入コストが減少した。

そして、ユーザー側もカードだけでなくスマートフォンアプリを使ってポイントを貯めたり使ったりすることができるようになったため、ポイント利用履歴や残高の確認、近くのお店を探すなどの機能を利用可能だ。

今回の切り替えをきっかけに、すでに地域ポイントを展開しているエリアでの店舗数増加だけでなく、2022年6月には千葉県富津市での運営開始も予定しており、新たなエリアでのポイント運営なども積極的に進めていく。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト

The post 8エリアのポイントシステムをアプリ化、QRコードシステムに切り替え(FLN) first appeared on ペイメントナビ.

関連記事

ページ上部へ戻る