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20223/10

確定申告にかかる時間は合計752分、創業時は多くが不安(アメリカン・エキスプレス調査)

2022年3月10日20:57

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.は、全国の自営業またはフリーランスとして働く男女600人を対象に「確定申告に関する実態調査」を行った。その結果、確定申告にかかる時間は平均で合計752分に上り、納税や確定申告にストレスを感じている人は、仕事上の人間関係にストレスを感じている人よりも多いということがわかったそうだ。

確定申告にかかる時間(アメリカン・エキスプレス)

まず、確定申告の実態として、確定申告に必要な作業で最も時間がかかるのが「必要書類のとりまとめ」となった。また、確定申告にかかる時間、最も時間がかかる作業は「源泉徴収票や領収書など必要書類のとりまとめ」で129分、次いで「データ集計」が127分、「集計結果の記入・入力」が121分などとなった。多岐に渡る確定申告にかかる作業の合計時間は平均で752分(12時間32分)となった。

また、「仕事上の人間関係」(48.0%)より、「納税や確定申告」(70.7%)にストレスを感じている人の方が多い結果となった。確定申告でe-Taxを利用する人は44.7%と半数以下となっている。利用者の91.4%が「自宅でできる」ことを評価するも、36.9%が「理解しづらい」結果となった。

創業時の確定申告の悩みとして、創業時のお金についての不安の第2位が「確定申告」となった。また、事業年数4年未満の人の創業時、お金の不安を最も感じたのは「収入が減る・安定しない」(72.5%)だが、次に不安を感じるのが「納税や確定申告」(63.5%)となっている。さらに、6割以上の人が、創業時に確定申告に不安を感じている結果となった。

確定申告の悩みは、「作成に時間をとられる」が57.5%、「不備がないか不安」が44.5%、「提出に時間をとられる」が22.0%、「確定申告についての情報収集の仕方がわからない」が20.5%、「相談できる相手がいない」が19.5%となっている。

ビジネスカードの調査として、ビジネスカード利用者の60.2%が「経費処理が楽」とメリットを実感し、利用を推奨している。また、ビジネスとプライベートでクレジットカードを分けて利用している人は14.7%となった。

ビジネス専用のクレジットカード(ビジネスカード)を利用して良かったことの1位は「経費の事務処理が楽、より短時間で行える」(60.2%)となった。また、ビジネスカード利用者の4人に3人(75%)は、新しく事業を始める人にビジネス専用のクレジットカードの作成を「勧めたい」と回答した。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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