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20222/14

Atosの「QC事例アセスメントサービス」提供を開始(IWI)

2022年2月14日19:43

決済・金融・セキュリティ分野におけるシステム開発・保守を行うインテリジェント ウェイブ(IWI)は、国内外で研究/開発が加熱しているQC(Quantum Computing)の成熟期到来に先駆け、Atosの「QC事例アセスメントサービス」の提供を開始し、顧客のビジネス課題とQCの適性評価をサポートすると発表した。

サービスの流れ(IWI)

最新の量子アルゴリズム研究から、顧客が抱えるビジネス上の課題とQCの相性評価を支援するサービスだという。すべての複雑な問題がQCで解けるとは限らず、莫大な投資をする前に、QCに参入するべきか否か事前調査が必要だ。同サービスは、概念実証 (PoC) の準備段階という位置づけで、顧客が指定するQC事例を通し、QCへの実装可能性を判断する材料を報告書で提示する。

同サービスは、商用量子シミュレーターである「Atos QLM」の世界各国のユーザーとのコネクションを活かしつつ、仏Atosの量子アルゴリズム専門家を交え、組合せ最適化、AI及びML、化学・材料科学、セキュリティ・暗号などからのアプローチ方法を選択し、量子実装の可能性を探索する。

なお、Atos QLMは量子ソフトウェア開発及びシミュレーションを行うことができる、大容量メモリを搭載したアプライアンス製品の量子シミュレーターとなる。世界各国の公共部門、医薬、製造業、エネルギー(石油・ガス、 電力)、金融、メディアなどにおいて、QCの学習及び研究に、採用されているそうだ。

Atosは、73カ国に11万人の従業員を擁し、年間売上高は110億ユーロを誇る。デジタルトランスフォーメーションファクトリーを通じてエンドツーエンドのオーケストレーションされたハイブリッドクラウド、ビッグデータ、ビジネスアプリケーション、およびデジタルワークプレースのソリューションを提供し、決済業界でヨーロッパをリードするWorldlineを通じてトランザクションサービスを提供しているそうだ。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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