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20222/9

アメリカン・エキスプレスがマリオットとの提携カードを刷新した理由とは?

2022年2月10日7:00

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(アメリカン・エキスプレス)とマリオット・インターナショナルは、2022年2月8日に記者説明会を開催し、新たな提携クレジットカード「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」と「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード」を2022年2月24日より発行すると発表した。

左からアメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc. 日本社長 吉本浩之氏、マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン氏

SPGアメックスカードはコロナ禍でも成長
新カードで多様化するニーズに対応

アメリカン・エキスプレスとマリオットでは、これまで「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」(以下:SPGアメックスカード)を発行しており、旅行好きの会員を中心に多くの支持を集め成長してきた。アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc. 日本社長 吉本浩之氏は「旅行が厳しい状況でも堅調にカード会員が増えており、コロナ前と比較してもお客様の規模は2倍以上となっています」と説明する。実際、日常のメインカードとして、1人当たりの平均利用額はコロナ前と比較してより大きく増加しているそうだ。コロナ禍で旅行に出かける機会が減る中で、オンラインショッピングやスーパーマーケットといった日常使いで利用されている。

新カード発行の背景として、利用者の旅のスタイルが多様化していることを挙げた。プレミアムなホテルやレストランで贅沢な旅を味わう一方で、身近にカジュアルに楽しみたい人がいる。また、コロナ禍で2年間旅行が制限されているが、人々の旅に対する気持ちはさらに大きくなっているという。さらに、ホテルの体験価値が魅力的になっており、非日常を味わえるホテルが注目されるようになった。ステイケーションやワーケーションの広がりもある。そのほか、決済の選択肢が広がり、スマートフォンや非接触のタッチ決済の利用が伸びていることも挙げられる。

そこで、これまでホテルを使っていた人々により一層楽しんでもらうことに加え、未利用者にもホテルを身近に感じてもらうため、SPGアメックスカードをさらに進化させた新カードを発行することとなった。

左が「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」、右が「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード」

特典追加でより上質なホテル体験が可能に
スマホプロテクションも3万円まで付帯

「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス ・プレミアム・カード」は、年会費4万9,500円(税込)。通常、年間50泊以上の宿泊を達成した場合に付与される「Marriott Bonvoyプラチナエリート」を、カードを1年間に400万円以上利用することで取得できるようになる。プラチナエリートでは、朝食無料サービスを含むウェルカムギフト、ラウンジの利用、一部スイートを含む客室のアップグレード、16時までのレイトチェックアウト、宿泊時の50%のボーナスポイントなどの特典が受けられる。

また、「ザ・リッツ・カールトン」もしくは「セントレジス」に対象料金で2連泊以上予約すると、ホテルのレストランやスパなどの支払いに利用できる100米ドル相当のプロパティクレジットを獲得可能だ。

さらに、SPGアメックスカードは家族カードの年会費は1万7,050円(税込み)だったが、家族カードの1枚目は年会費無料となる。家族カードで利用分も基本カードの利用実績に合算されるため、効率的にポイントを貯められるとした。

カード継続時に特典として付与される無料宿泊特典(交換レート50,000ポイントまで)も維持され、年間150万円以上利用すると、さらにポイントを最大15,000ポイントプラスできる。これにより、最大65,000ポイント分の宿泊が可能だ。ポイント獲得率も引き続き維持され、ホテルでの利用で100円6ポイント、日々の支払いで3ポイントが付与される。

そのほか、「スマートフォン・プロテクション」も付帯。スマートフォンの画面にひびが入ったときや水濡れしたときなどの修理費用について、同カードで購入したスマートフォン1台を対象に最大3万円まで補償する。

「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」は、年会費23,100円(税込)。通常、年間10泊以上が必要な「Marriott Bonvoyシルバーエリート」が特典として自動で付帯され、さらに1年間(毎年1月1日~12月31日)に100万円以上カードを利用すると「Marriott Bonvoyゴールドエリート」が取得可能だ。

また、カード継続時の特典として、年間150万円以上利用すると「無料宿泊特典(交換レート35,000ポイントまで)」をプレゼント。さらに、保有するポイントを最大15,000ポイントプラスすることで、交換レート最大50,000ポイントまで利用可能だ。

なお、SPGアメックスカードの基本の年会費は、3万4,100円(税込)から「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の4万9,500円に変更となる。また、家族カードをすでに保有している人は、1枚目は2月24日以降の請求分より無料となる。2枚目以降は2022年5月11日以降の請求分より新年会費2万4,750円(税込)が適用される。現在のSPGアメックスカードは、カード記載の有効期限まで、そのまま利用可能だ。そのため、新しいデザインのカード切り替えまで、最大5年間かかる場合がある。有効期限前のカードの再発行は可能だが、カード番号が変更となる。

吉本氏は「アメリカン・エキスプレスが提供するさまざまな商品やサービスを通して、お客様がプライベート、ビジネスで実現したいことの後押しをさせていただきたいと考えています」と意気込みを見せた。

日本は米国外の提携プログラムで最大に
宿泊客の60%が「Marriot Bonvoy」会員

オンラインで参加した続いて、マリオット・インターナショナル ロイヤルティ担当シニアヴァイスプレジデント デイビッド・フルーク氏

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