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202112/10

乗合バスの運行と顔認証技術を活用したMaaS実証実験(赤井川村DMO/NEC/電通/電通北海道)

2021年12月10日17:29

一般社団法人赤井川村国際リゾート推進協会(赤井川村DMO)、 日本電気(NEC)と、電通、電通北海道は、北海道余市郡赤井川村にて住民、観光客、リゾート施設従業員が共用する乗合バスの運行実証を2021年12月11日~2022年4月3日(小樽発着便のみ12月4日から先行開始)まで行うと発表した。利用者の属性で料金体系が異なることにより予約、乗車オペレーションが煩雑になる課題に対し、北海道アクセスネットワークの予約決済システムとNECの顔認証技術を連携させることで円滑な運行オペレーションを可能にするそうだ。

乗合バス乗車風景(赤井川村DMO/NEC/電通/電通北海道)

注目されるMobility as a Service(MaaS)と観光事業を組み合わせることで、過疎地域における地域公共交通ネットワークの存続と新しい公共交通スタイルの構築を目指す。リゾート施設を利用する観光客の需要を取り込むことで収益性を向上し、廃止路線の復活を目指す。一方で観光客と住民で料金体系が異なることによる予約・乗車オペレーションの煩雑さや、インバウンドの利用による乗務員の対応などの課題に対し、今回、北海道アクセスネットワークの予約決済システムとNECの顔認証技術を連携させることで円滑な運行オペレーションを可能した。

事前登録した利用者の顔認証を行うことにより、異なる料金体系の乗客(村民・観光客・従業員)を識別し、乗車管理の煩雑さを解決すると同時に、乗務員との非言語・非接触により、 言語の問題と新型コロナウイルスなどの感染症対策にも役立てるとしている。

顔認証を活用した同実証実験では、登録時に個人情報利用規約への同意が必要となる。収集するデータは参加者の同意のもとで収集し、同実証実験のみに使用し、他の目的に使用しないという。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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