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202111/15

NEOBANKによる外国人技能実習生向け金融サービス提供へ(住信SBIネット銀行/SBIレミット)

2021年11月16日7:00

住信SBIネット銀行、SBIレミットは、住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK(ネオバンク)」サービスを採用することにより、外国人技能実習生を対象にした金融サービスを提供することについて合意したと発表した。住信SBIネット銀行の提供予定サービスは、8言語の多言語翻訳に対応した実習生専用インターネットバンキングサービスとなる。SBIレミットの提供予定サービスは、実習生専用の銀行口座から取引可能な24時間365日の国際送金サービスとなるそうだ。

「NEOBANK」は、住信SBIネット銀行が開業以来の取組みで培ったITと金融のノウハウを活用し、 パートナー企業への銀行機能を提供するBaaS(Banking as a Service)によって、 パートナー企業に金融サービスを提供することで新たな付加価値の創造を目指す取り組みだという。

また、SBIレミットは、 2010年12月より国際送金事業を開始し、インターネットやATM、 コンビニエンスストアなど、さまざまな方法で世界200以上の国と地域に最短10分で送金できる国際送金サービスを提供している。2020年には、 送金取扱い累計額が1兆円を突破した。昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響により、一時的に新規入国者数が減少しているが、政府は実習生の新規入国を再開し、中長期的には在留外国人の方々および外国人労働者の受け入れは安定的に進むことが見込まれているそうだ。

このほど、NEOBANKを提供する住信SBIネット銀行と国際送金サービスを手掛けるSBIレミットは、今後も更なる増加が予想される実習生に対して、金融当局からの許認可取得を前提にNEOBANKと国際送金サービスを組み合わせた金融サービスを来春より提供することを目指している。

これまで実習生は、入国後に監理団体や実習生の就労を受け入れる企業のスタッフが同伴のもと、主に店舗を持つ銀行に足を運び、店舗窓口にて銀行口座を開設していた。同取り組みが実現されることで、実習生は「SBIレミットアプリ」を通じて自身で住信SBIネット銀行の口座開設ができるようになるとともに、監理団体や就労を受け入れる企業の事務手続きにかかる時間が大幅に削減されるそうだ。

また、実習生は、国際送金にあたり、ATMやコンビニエンスストアでの収納を通じて国際送金事業者の指定する口座に入金し、その入金手数料は実習生が負担していた。同取り組みが実現されることで、「SBIレミットアプリ」での国際送金にあたっては、住信SBIネット銀行の口座からSBIレミットの国際送金用口座に即時に口座振替され、ATMやコンビニエンスストアに行く必要がなくなるとともに、入金手数料の負担もなくなるとしている。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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