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20217/8

持続可能な食品の販売をレジなしで決済する「スマートストア」オープンへ(はじまりビジネスパートナーズ)

2021年7月8日9:50

はじまりビジネスパートナーズは、埼玉県ふじみ野市にある近隣型ショッピングモール「トナリエふじみ野」に、地方産品やSDGsを意識した持続可能な食品の販売をレジなしで決済する“スマートストア”を2021年8月下旬にオープンすると発表した。リアルとデジタルを融合して決済アプリとAIカメラから得られた情報を元にデジタルサイネージのコンテンツや陳列方法を見直すデータを取得する。

将来的にはAIによってすべて自動的に考えられる仕組みを構築していくという。食品のトータルコーディネートをするコンサルティング会社「株式会社はじまりビジネスパートナーズ」が運営する「たべりば」でこの取り組みをスタート。店内のICT(情報通信技術)環境などの技術基盤は、NTT東日本とCHAINOS JAPANが提供する。

「たべりば」(はじまりビジネスパートナーズ)

2020年秋にNTT東日本の展開するスマートストアの実証実験店の運営への参画から、食品コンサルティング会社として新しい可能性を感じた同社では、その特殊な店舗から得られる購買データを生産者と共有して顧客に喜ばれるより良い商品作りに貢献できるのではないかと考えたそうだ。

そこで、埼玉県ふじみ野市のふじみ野駅近隣に位置するショッピングモール「トナリエふじみ野」に同スマートストアの本格的な路面店を開店することで、商品を見た顧客のリアルな反応をNTT東日本の提供する「NTT EAST SMART STORE」決済アプリとCHAINOS JAPANの提供する「AIカメラ画像認識システム」のデータから同社のコンサルタントが有益な情報を分析して、より良い商品作りのアドバイスをして「売れる商品」に衣替えしていく取り組みに活用しようと考えているそうだ。

具体的には、購買した顧客の「年齢や性別」といったデモグラフィックなデータや「購買した順番」「グループの人数」「購買時の表情」「デジタルサイネージの注目度」などを分析することで、商品に合わせたターゲットや宣伝広告の方法、メニュー提案を検討する材料にしていく。

決済方法は、NTT EAST SMART STORE アプリで商品のバーコードをスキャンして、クレジットカードや交通系ICカードで決済する「完全キャッシュレス決済」で非接触型のビジネスモデルを構築する。

同社ではこの1号店を皮切りに、中小食品事業者・小売事業者のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を促進する取り組みを支援する施策を展開していくそうだ。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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