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20265/11
MUFGの「エムット」がGoogleとの連携によって目指す未来の購買・決済の形とは?
2026年5月12日8:00
金融エージェントが日常生活で安心・安全に取引を実行する世界を目指す
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、2026年5月7日にGoogleと戦略的提携に合意した。MUFGが展開する個人向けの金融サービスブランド「エムット」に、GoogleのAI技術や各サービスを融合させることで、日常生活に溶け込んだ新しい金融体験の創出を目指す。今回の連携では、裏側にいるMUFGの金融エージェントが安心・安全に取引を実行する仕組みを目指すという。今後は、Googleが推進するAIエージェント向けのオープンプロトコル群である「UCP(Universal Commerce Protocol)」「AP2(Agent Payments Protocol)」「A2A(Agent-to-Agent)」との連携により、日常生活での購買・決済も期待される。例えば、AIが消費者の代わりに商品を検索し、決済専用プロトコルであるAP2活用による安全な支払いを行い、A2Aによって店舗システムやECサイトとAIエージェントに連携させ、UCPの橋渡しによりそのままAIが安全に商品を購入・決済する世界が実現する可能性もありそうだ。
左から三菱UFJフィナンシャル・グループ執行役専務 リテール・デジタル事業本部長 兼 グループCDTO 山本忠司氏、グーグル・クラウド・ジャパン 代表 三上智子氏
新たな顧客体験・金融体験の創出
GoogLeとAI領域での協業から開始
今回のMUFGとGoogleとの提携は、MUFG が進めるリテール戦略のもと、日常生活の中で金融がより自然に利用される世界を実現するとともに、Googleが有するAIおよび多様なサービス・コンテンツを活用した、新たな顧客体験・金融体験の創出を目的としている。まずは、Google CloudとのAI領域における協業からスタートする。
金融取引の環境は今、大きな転換点にある。1つは金利の定着だ。金利や住宅ローン金利など、日常のさまざまな場面で。金利を意識する時代が戻ってきた。2つ目は、AI技術の急伸だ。AIはすでに日常に浸透し、金融のあり方そのものを変え始めている。3つ目は消費者行動の変化だ。消費者の選択肢が増えた結果、選ぶ負荷が増大している。三菱UFJフィナンシャル・グループ執行役専務 リテール・デジタル事業本部長 兼 グループCDTO 山本忠司氏は「この3つが同時に起きている今、金融には調べ、選択し、意思決定するという消費者の負荷を下げ、生活の流れの中で自然に機能することが求められています」と話す。
MUFGでは、2025年6月より、グループ一体の新サービスブラン「エムット」を立ち上げた。エムットは、さまざまなサービスをつなぎ直し、お金がもっと明るい、身近に、前向きに感じてもらえるよう、銀行アプリのリニューアルや、三菱UFJカードのポイントアッププログラムなどを拡充してきた。
エムットは、MUFGグループ各社のビジネスの成長に貢献し始めている。具体的には、三菱UFJ銀行の口座開設数は63%増加し、三菱UFJカードの発券数は約2倍に拡大した。さらに、三菱UFJeスマート証券の仲介口座開設数は約7倍となった。ウェルスナビの預かり資産残高も30%以上成長している。山本氏は「これらの実績は、エムットの展開による大きな前進であり、次の進化に向けた強力な基盤となります。そして、さらなる成長に向けては、エムットを金融の領域に閉じずに、お客様に日常生活の中で、自然に金融と出会える形へと進化させていく必要があります」と語る。
日常生活とつながり「エムット」は進化へ
金融と非金融の融合、金融×AIで新たな体験を
MUFGは、Googleと共に、金融を意識して使うものから、生活の流れの中で、自然に出会い、使い続けるものへ進化させるという。同パートナーシップは、2025 年5月のリテール戦略発表会でのデジタルバンクにおけるGoogle Cloud基盤の活用の発表から始まった。今回の発表はその第2章だ。同戦略的提携を機に、より一層強固な関係の下で、両社の強みを生かしながら、幅広い領域で具体的な価値創出に取り組む。
今回の戦略的提携には3つの柱がある。1つ目は、AIエージェントの開発実装による先進的な金融体験の創出だ。2つ目は、データ・マーケティングの高度化だ。そして、3つ目は、金融と非金融の融合、そして、新技術の活用による新たな価値創出となる。
今回のMUFGとGoogleの戦略的パートナーシップにより、総合金融企業としての強みを生かし、進化を続けているエムットを、さらに金融の世界へ拡張し、日常へ浸透させていく。これまでは利便性、利得性、そして先進性を高めることで、金融を使いやすいもの、お得なものとして進化させてきた。「今回は、こうした金融の進化をさらに一歩進め、レジャーやエンターテインメント、ヘルスケア、ライフスタイルといったお客様の日常生活のさまざまなシーンへ拡張してエムットの金融サービスを浸透することを目指します」(山本氏)。
自律型金融実現を目指す
決済の実行まで一気通貫で実施
同提携の概要について、グーグル・クラウド・ジャパン 代表の三上智子氏が説明した。現在、金融業界ではこれまでにないスピードでデジタル変革の波に直面している。消費者ニーズは多様化し、テクノロジーによる利便性の向上だけでなく、最高水準のセキュリティと信頼性が不可欠な時代となっている。Google Cloud は、長年にわたり、AI、データ、そしてクラウドの分野で、革新を続けてきたそうだ。今回の戦略的提携を通じて、同社の最先端のテクノロジーと、MUFGが長年築き上げてきた、金融における深い知見と信頼を融合させる。
今回の提携の鍵となるAIエージェントについては、目的を達成するために周囲の状況を自ら判断し、自律的に行動や提案を行うシステムだ。これまでのAIとの大きな違いは、そのプロセスにある。観察と理解として、エージェントは、置かれた状況を正確に把握する。また、目的達成のために必要なステップを自ら考える。今の状況が目的に対して十分か、誤差を計測して思考する。アクションとして、エージェントは実際に自律的な行動へと移る。
具体的には、消費者の過去の好み、家族の予定、現在の予算、さらには現地の景況や為替レートまでを総合的に理解する。その上で最適なプランを作成し、ホテルの予約、航空券の確保、さらには決済の実行までを消費者の代理として一気通貫で行うことが可能だ。
金融サービスについても消費者のライフイベントに合わせて、最適なポートフォリオの組み替えを自律的に実行したり、繁雑な審査のプロセスを裏側でサポートするといったことが可能だ。三上氏は「人間とAIがツールを使う側、使われる側という関係を超えて、AIが人間を支える頼もしい自律的なパートナーになります」と説明する。
エージェンティックコマース/決済実現へ
購入体験やマネタイズ、国内で標準規格の道筋は?
このAIエージェントの実装こそが、MUFGが実現しようとしている自律型金融の姿だ。では、なぜMUFGがパートナーとして、Google Cloudを選んだのか?
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