Pay-Ya NEWS.
キャッシュレスに関するニュースポータル
カテゴリー
アーカイブ
- 20266
- 20265
- 20264
- 20263
- 20262
- 20261
- 202512
- 202511
- 202510
- 20259
- 20258
- 20257
- 20256
- 20255
- 20254
- 202411
- 202410
- 20249
- 20248
- 20247
- 20246
- 20245
- 20244
- 20243
- 20242
- 20241
- 202312
- 202311
- 202310
- 20239
- 20238
- 20237
- 20236
- 20235
- 20234
- 20233
- 20232
- 20231
- 202212
- 202211
- 202210
- 20229
- 20228
- 20227
- 20226
- 20225
- 20224
- 20223
- 20222
- 20221
- 202112
- 202111
- 202110
- 20219
- 20218
- 20217
- 20216
メニュー
- rss
- search button検索ボックス
© Pay-Ya NEWS. All rights reserved.
20263/1
欧米のインターチェンジフィー(交流手数料 ) 1、インターチェンジフィー(交流手数料)とは
2026年3月2日8:45
和田 文明
プロフィール
キャッシュレス、電子マネー関連のジャーナリスト/ライター、主に欧米、アジアのセキュリティを含むキャッシュレス情報、カスタマーロイヤルティプログラム情報を取材
クレジットカードやデビットカードの決済の根幹をなすインターチェンジフィー(交流手数料)について、その仕組みや役割、そしてアメリカやヨーロッパにおけるインターチェンジフィー(交流手数料)の歴史的経緯と規制の違いについて5回に渡ってレポートする。インターチェンジフィー(交流手数料)とは、消費者(Cardholder)がカード加盟店(Merchant)でカード決済を行う際、加盟店銀行(Acquire、アクワイアラ)からカード発行銀行(Issuer、イシュア)へ支払われる手数料である。これは通常、加盟店が加盟店銀行(Acquire、アクワイアラ)に対して支払う手数料(加盟店手数料:MDR、Merchant Discount Rate)の最も大きな割合を占めている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Index 欧米のインターチェンジフィー(交流手数料)
1、インターチェンジフィー(交流手数料)とは
2、アメリカのインターチェンジフィー(交流数料)規制
3、ヨーロッパのインターチェンジフィー(交流手数料)規制
4、インターチェンジフィー(交流手数料)のアメリカ・ヨーロッパ・日本比較
5、ヨーロッパのカード加盟店(Merchant)が“アメリカのインターチェンジフィーを理解する”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
欧米のInterchange Fee(交換手数料)関連用語集
欧米のカード決済システムにおいて中心的な役割を果たしているインターチェンジフィー(交流手数料)に関連する主な用語を用語集(表)としてまとめた。
(表)欧米におけるインターチェンジフィー(交流手数料)関連の用語集
用語(日本語/英語)
概要
インターチェンジフィー(交流手数料)
Interchange Fee (IRF)
・カード取引において、カード加盟店銀行(Acquirer)からカード発行銀行(Issuer)へ支払われる手数料
・カード加盟店(Merchant)のカード決済手数料(Merchant Discount Rate)の最大の構成要素であり、その大部分を占めている
・欧米では、国やエリアによってインターチェンジフィー(交流手数料)規制も状況が異なる(例:ヨーロッパではデビット/クレジットで上限規制あり、アメリカではデビットカードのみ規制)
カード決済手数料Merchant Discount Rate (MDR)
・カード加盟店(Merchant)がアクワイアラなど (ペイメントサービスプロバイダー)に支払う、取引総額に対する手数料
・一般的に、交流手数料、カードブランドフィー、アクワイアラマークアップの3要素から構成されている
カード発行銀行Issuer (Issuing Bank)
・クレジットカード、またはデビットカードを顧客(Cardholder)に発行する銀行またはクレジットカード会社などの金融機関
・インターチェンジフィー(交流手数料)の受け取り側である
カード加盟店銀行Acquirer (Acquiring Bank)
・カード加盟店(Merchant)と契約し、カード取引の受け入れ・処理を行う銀行または金融機関
・インターチェンジフィー(交流手数料)の支払い側である
パススルー
Pass-Through
・インターチェンジフィー(交流手数料)やカードブランドフィーをカード加盟店銀行Acquirer(Acquiring Bank)がそのまま加盟店に請求する価格設定モデル
アクワイアラマークアップ
Acquirer Markup
・カード加盟店銀行(Acquirer)が、取引処理のサービス提供に対してカード加盟店(Merchant)に請求する手数料である
・MDR(Merchant Discount Rate)の一要素である
カードブランドフィーCard Brand Fee(Scheme Fee)
・Visa、Mastercardなどのカードネットワーク(カードブランド/スキーム)が、ネットワーク利用料としてカード加盟店銀行(Acquirer)またはカード発行銀行(Issuer)に請求する手数料である
・MDR(Merchant Discount Rate、カード決済手数料)の一要素である
リバース・インターチェンジ
Reverse Interchange
・特殊な取引(例:ATMでの現金取引など)で、通常とは逆の方向(カード発行銀行からカード加盟店銀行へ)にインターチェンジフィー(交流手数料)が支払われるケースを指す
ダービン修正条項(アメリカ)
Durbin Amendment
・アメリカの金融規制改革法(ドッド・フランク法)に含まれる規定
・主にデビットカードのインターチェンジフィー(交流手数料)に上限を設けている
・2010年に制定
インターチェンジフィー規制(ヨーロッパ)
Interchange Fee Regulation (IFR)
・EU圏内でのインターチェンジフィー(交流手数料)に上限を設ける規制
・2015年よりEU圏で施行
・クレジットカード取引は0.3%、デビットカード取引は0.2%などとその上限が定められている
カード提示取引
Card-Present (CP)
・カード加盟店(Merchant)において、決済時に物理的カードが提示され、カード決済端末機に挿入・スワイプ・タップされる取引
・不正リスクが低いため、インターチェンジフィー(交流手数料)は低めに設定されている
カード非提示取引
Card-Not-Present (CNP)
・オンライン(Eコマース)、電話、郵送によるカード決済取引
・不正リスクが高いため、インターチェンジフィー(交流手数料)は高めに設定されている
プレミアム/特典カード
Premium / Rewards Card
・キャッシュバックやポイントなど、特典が付帯されたクレジットカード
・クレジットカード特典の原資となるため、インターチェンジフィー(交流手数料)が高く設定される(アメリカ)
コーポレートカード
Corporate Card / Business Card
・法人向けに発行されたカード
・インターチェンジフィー(交流手数料)が一般の消費者向けカードよりも高めに設定されることが多い(アメリカ)
カスタム・ペイメント・サービス
Custom Payment Service (CPS)
・Visaが定める、優遇されたインターチェンジフィー(交流手数料)を適用するための取引要件セット
・例:データの提供、決済タイミングなど
マーチャントカテゴリコード(MCC 、Merchant Category Code)
(アメリカ)
・加盟店の業種(例:小売、レストラン、ガソリンスタンド、医療など)を特定する4桁のカテゴリコード
・インターチェンジフィー(交流手数料)はMCCによって異なる
各種資料より作成
<参考文献・資料>
・経済産業省のHP
・VisaのHP
・MastercardのHP
・JCBのHP
・StripeのHP
・The PaypersのHP
・Explainer: understanding US interchange fees – a guide for European merchants、The Paypers
・7 Key Factors that Determine Interchange Fees – HighRadius
・Merchant Interchange | Mastercard Australia,
・Card network interchange fees – Pismo Developers Portal
・Debit Card Interchange Fees and Routing – Federal Register
・Interchange Fee Regulation on the application of the – Copenhagen Economics
・Credit and Debit Card Interchange Fees in Various Countries
1、インターチェンジフィー(交流手数料)とは
“欧米のインターチェンジフィー(交流手数料)”の第1回目は、インターチェンジフィー(交流手数料)の定義、役割、およびステークホルダーの資金移動などについて紹介してみたい。
このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
詳細はこちらのページからご覧下さい。
すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
The post 欧米のインターチェンジフィー(交流手数料 ) 1、インターチェンジフィー(交流手数料)とは first appeared on ペイメントナビ.



