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共通ポイント「Ponta」提供のLMが「COM-BI」開始、データマーケティングを強化する理由とは?

2024年4月17日9:00

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、2024年4月9日(火)、LMのデータアナリストが、企業の保有データを整形・分析して効果的に可視化するマーケティングBI構築サービス「COM-BI(コンビ)」の提供を開始した。LMがデータマーケティングに注力する理由やCOM-BIの強みなどについて説明してもらった。

池谷貴

データ整形から活用まで全面支援
「Tableau」認定資格取得者がダッシュボード開発監修

LMが提供するCOM-BIでは、Pontaの1億人超のデータを扱うデータアナリストが、企業の保有データの現状を分析。また、データが足りない場合は、Pontaデータを追加して分析・可視化が可能だ。さらに、BIツールである「Tableau」の認定資格取得者がダッシュボードの開発を監修しているのも特徴だ。

例えば、ペットショップでのPOS分析ダッシュボードの例では、POSデータは蓄積されているが、活用できていない課題があった。LMでは、活用の用途をヒアリングして細分化し、用途ごとにダッシュボードを制作した。最新の売れ筋商品や併売されやすい商品の組み合わせを、店舗別に確認できる仕組みを実現している。

ペットショップ|POS分析ダッシュボード(LM)

また、スーパーマーケットの店舗調査ダッシュボードでは、店舗利用者の満足度を、店舗スタッフが業務の合間に素早く、定量的に確認できない課題があったという。LMでは、アンケートに答えるだけでPontaポイントが貯まる「Pontaリサーチ」会員のうち、店舗ごとの実来店者に満足度調査を実施し、ダッシュボードを制作した。地域ごとの推奨度傾向や、店舗間の評価項目の優劣を確認できるグラフにより、自他店の強み・弱みを定量的に把握して、顧客目線に基づく改善につなげるデータ活用を実現したそうだ。

スーパーマーケット|店舗調査ダッシュボード(LM)

――LMがデータマーケティングに注力する背景とこれまでの成果は?
LM:弊社は企業理念の「無駄のない消費社会構築に貢献する」の実現に向けて、データマーケティング事業を行っています。1億人超のPonta会員基盤による多量な購買データと、さまざまな企業のマーケティング支援で培ったデータ分析ノウハウを有しています。この強みを生かし、企業のマーケティングにおける課題解決に向けて、データ分析からマーケティング施策の提案と実行、マーケティングレポートの作成まで、支援しています。

具体的な数字は非公表としておりますが、データマーケティング事業のクライアント数や売上を拡大してきています。

強みは1億超のPontaデータの活用
業界相場より安価に提供可能に

――すでにデータマーケティングを提供しているが、COM-BIを絡めることのニーズやメリットを聞きたい。
LM:消費者の行動や価値観の多様化にスピーディーに対応するため、企業にはデータを用いた意思決定が求められています。一方、企業の中には「データ分析の人材が不足している」「効果的なデータのまとめ方が分からない」「知りたい情報を導くデータが自社にない」などの課題があります。その課題を解決するために、COM-BIサービスを開発しました。

企業側にとって、本サービス利用のメリットが主に以下の2点あると考えています。
・データ整形から可視化まで、全面支援を受けられること
・企業の保有データだけでは知りたい情報を得られない場合、Pontaデータや政府統計のデータを組み合わせできること

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