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20242/13

AI顔認証を活用してフードロス削減へ(ZERO/トリプルアイズ)

2024年2月13日20:03

ZEROとトリプルアイズは、このほど、ZEROが提供する無人販売機「フードロス削減ボックスfuubo」の導入推進を通じて、国内におけるフードロスおよびCo2排出量削減に貢献すべく、資本業務提携契約を締結したと発表した。

同提携にもとづき、ZEROはトリプルアイズからの第三者割当増資により、双方の強みを活かしたビジネスモデルの構築、提供、およびその価値の最大化に向けた新たなサービスの開発を図るという。

農林水産省の調査では、2021年度における国内のフードロス量の推計値は年間523万トンにのぼる。SDGsの目標の1つである「つくる責任つかう責任」では、2030年までに、小売・消費レベルにおいて、グローバルに一人当たりの食料の廃棄を半減させることをターゲットとしている。また、世界のCo2排出量のうち、約8.2%が食品廃棄物およびその焼却から発生しており、環境負荷の観点からもフードロスの削減が課題となっている。このようななか、日本政府は、2020年3月、「食品ロス削減推進法」を施行し、フードロス削減に向けた施策を推進している。

ZEROは、「地球上の貧困をゼロにする」をビジョンに掲げ、フードロスの削減を図る無人販売機fuuboを開発している。フードロスやCo2排出量削減に貢献するだけでなく、福利厚生の充実を図る企業と契約をすることで、オフィスなどにfuuboを設置し、食品メーカーなどから、パッケージの変更や1/3ルールなどの理由により通常の販売ルートでは流通できない食品を提供している。導入した企業においては、fuuboの活用によって生まれるCo2排出量削減効果を可視化することで、貢献度の訴求を可能としている。現在、全国の駅、商業施設、オフィスなど、さまざまな場所に設置されている。

フードロス削減ボックスfuubo(ZERO/トリプルアイズ)

一方、トリプルアイズは、AIエンジンの独自開発を進めるAIZE部門とシステム開発に実績のあるSI部門とのシナジーによって、さまざまなビジネスでDXイノベーションを推進している。2014年より取り組みをはじめた囲碁AI研究では、世界大会上位の実績を残し、画像認識プラットフォーム・AIZEの開発へとつながった。AI顔認証の社会実装では、勤怠打刻、入退室管理、決済、アルコールチェック、マーケティング、顧客管理などで導入されている。

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