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中国のカード会員にアプローチできるデジタルギフト活用の店舗送客サービス(バリューデザイン)

2024年2月1日9:00

アララの子会社であるバリューデザインは、中国の大手銀行やクレジットカード会社が会員向けに提供するポイント交換サイトなどを運営するDIGITALと提携し、インバウンド施策第一弾として、中国の大手カード会社の会員向けに会員アプリから購入できるデジタルギフトの提供を開始した。

これにより、バリューデザインの独自Pay(店舗独自のハウス電子マネー)サービスを導入する店舗は、約4.6 億人にのぼるカード会社の会員に向け、会員アプリから購入できるデジタルギフトを提供することで店舗集客が可能となる。なお、2024年2月1日より、大起水産、せんざん、オーイズミフーズでは各社が発行する飲食時に利用できるデジタルギフト、レンブラントホテルマネジメントでは宿泊に利用できるデジタルギフトをカード会社の会員は会員アプリから購入できるようになる。

デジタルギフトを活用した店舗送客サービス(バリューデザイン)

訪日中国人旅行者に人気の飲食店をはじめ、ホテルや娯楽施設、交通手段など、順次日本国内の対象サービスを拡大していくという。同時に、中国の他の大手銀行、通信会社、航空会社などの提携先の開拓をDIGITALと共に進め、店舗にとっての販売チャネルの拡大、さらなる送客を目指す。また、中国で展開するスキームを利用し、その他の国々でのサービスの拡大を図る予定だという。

なお、バリューデザインは、小売・飲食店など11.7万店舗以上に独自Pay(店舗独自のハウス電子マネー)の発行が可能な「Value Card」を提供している。日本をはじめ、インドやタイへサービスを展開しており、店舗の顧客層拡大やブランドリーチの拡大を支援している。

今回のDIGITALとの連携は、インバウンド需要の取り込みを狙う店舗に対し、自社のデジタルギフトを訴求できる新たな販売チャネルの提供となる。販売チャネルとなる中国のカード会社の会員数は約4.6億人にのぼり、会員のデジタルギフト購入による年間の送客額は約4億円を見込む。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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