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20241/16

ベトナムのBNPL「AFTEE」が現地ECモール「Sendo」で導入開始(ネットプロテクションズ)

2024年1月16日11:34

ネットプロテクションズは、ベトナムのSen Do Technologyが提供する現地ECモール「Sendo」において、同社子会社のNet Protections Vietnam Co., Ltd.(以下ネットプロテクションズベトナム)が提供する後払い(BNPL=Buy Now, Pay Later)決済サービス「AFTEE(アフティー)」を導入開始したと発表した。

今回「AFTEE」が導入された「Sendo」は、ベトナムIT最大手FPT Corporationの傘下にあるECモールだ。これまでベトナム国内ECでの決済手段は代金引換が主流だったが、商品を確認してから支払いできるという代金引換のニーズを満たしつつ、現金の事前準備が不要で、分割払いにも対応しており高価格帯の商品も購入しやすい点、会員登録や銀行口座の事前登録、クレジットカードの情報が不要でスムーズに利用できる点において、「AFTEE」が評価され導入決定に至った。

「AFTEE」の導入により、SMS認証のみでの後払い決済が利用可能になるため、クレジットカードのようなセキュリティ漏洩のリスク懸念を払拭でき、サービス体験における安心感を醸成することで、新規ユーザー獲得や売上向上につながることが期待されているという。

直近では、現在「Sendo」に出店しているほぼすべての店舗において「AFTEE」が利用可能だという。また、今後も順次利用可能な店舗の追加を予定している。さらに「Sendo」がOEMで運営を代行している他オンラインマーケットプレイスへも「AFTEE」を導入していくことを予定している。

ベトナムは、急速な所得水準の向上に伴う消費需要の拡大や、スマートフォンやインターネットの普及率の増加により、電子商取引(EC:E-Commerce)における市場規模は今後も拡大傾向が続く見込みだという。

一方で、ベトナムのEC市場は信頼性に課題があり、商品が届かないケースも多いため、商品を受け取った際に支払いができる代金引換を望むユーザーが多く存在する。さらに、ベトナム国内のクレジットカード保有率が4.1%と低いこともあり、現金による代金引換が一般的な決済手段となっているそうだ。今回の「AFTEE」導入でそういった課題を解決できると期待している。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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