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2023年9月11日8:00

インド・ムンバイで開催された「Global Fintech Fest2023 (GFF 2023) 」が、2024年9月 7日に閉幕したが、最終的に3日間で100カ国以上から6万5,000人が足を運んだという。主催者の開催前の発表では、3日間で5万人の参加者が訪れる予定とされていたが、大きく上回る数値となった。また、2024年10月8日～10日に第 5回目のイベントを開催すると発表された。

イベントが開催されたムンバイのJio World Convention Centre

100以上のリリース
30カ国以上から900人の講演

3日間の開催では、世界中から政策立案者、規制当局、銀行家、業界の責任者、学者、FinTech業界の専門家が 集まった。主催者の発表によると、30カ国以上から900人の講演者、 100 カ国以上の規制当局者、 300以上の出展者、300名以上の投資家（VC、エンジェル、PE ファンド）が参加した。

また、会場では新製品やサービスのリリースも数多く行われ、100以上に及んだそうだ。また、80以上のホワイトペーパーが発表され、22のソートリーダーシップレポートがリリースされ、20億ドルの投資に関する会話が行われたという。

展示会場の様子

なお、GFF 2023 は、電子情報技術省 （MietY）、経済省 （DEA）、財務省、インド準備銀行 （RBI）、国際金融サービスセンター機構 （IFSCA） の支援を受け、インド国家決済公社（NPCI）、インド決済カウンシル（PCI）、およびフィンテック コンバージェンス・カウンシル（FCC）が共同で主催する最大級のフィンテック カンファレンスおよび展示会だ。

国際的なプレゼンスが高まる
「Global Fintech Awards 2023」も実施

GFF 2023と提携した主要な国際機関には、世界銀行、 移住と開発に関するグローバル・ナレッジ・パートナーシップ（KNOMAD）、貧困者支援諮問グループ（CGAP）、女性世界銀行などがある。

また、オーストラリア、ブラジル、イギリス、ドイツ、イスラエルが GFF 2023 のカントリーパートナーとなっている。

GFF 2023 諮問委員会の議長、Axilor Ventures の会長、Infosys の共同創設者である クリス・ゴパラクリシュナン氏は 、「GFF の使命は明確です。FinTechの先見者が集まり、協力し、業界の将来の方向性を描くためのプラットフォームです」と話した。イベントには国内に加え、ネパール・ラストラ銀行総裁マハ・プラサド・アディカリ氏、ルワンダ国立銀行副会長兼副総裁　ソラヤ・M・ハクジヤレミエ氏。 フィンランド銀行フィンテック責任者 アレクシ・グリム氏、ペルー中央銀行 ゼネラルマネージャーエドゥアルド・エンリケ・トレス・リョサ・ビジャコルタ氏、サウジ中央銀行金融セクター開発部長　ハーレド・アル・バシアス氏。ドイツ連邦財務省局長 ドリス・ディーツェ氏。 日本銀行決済機構部FinTechセンター長 別所 昌樹氏、オーストラリアン ペイメント ネットワーク (AusPayNet) 最高経営責任者であるアンディ・ホワイト氏、 Google Cloud CEO トーマス・クリアン氏なども登壇した。

30カ国以上から900人の講演者が参加

「Global Fintech Awards 2023」は、世界中のフィンテックエコシステムにおける個人および団体の優れた業績を表彰するものだ。9月5日の祝賀式典で、15 のサブカテゴリーに分けられた 3つのカテゴリーで授与されている。

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