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新宿駅構内の店舗「Red.」、自販機×店舗×モバイルオーダーで次世代の消費体験の構築を目指す

2023年7月7日8:00

東京都新宿駅構内に2023年7月1日〜10月15日までの期間限定で、冷凍食品自動販売機「ど冷えもん」を活用したイートイン、テイクアウトの新たな活用を探る店舗「Red.(レッドドット)」がオープンした。Showcase Gigとサンデンリテールシステム(サンデンRS)では、冷凍自販機に加え、モバイルオーダーの活用も視野に入れている。

「ど冷えもん」で冷凍のフルーツを販売
利用者は店内でカスタマイズ可能に

Showcase GigとサンデンリテールRSでは、次世代の消費体験の構築を目指し、長期的な共同開発施策の一環として「Red.」をオープンした。

「Red.」は、朝、昼、夜で店舗形態を変えている店舗だ。例えば、朝は、スムージーやアジアンフードスタンドとして台湾の朝食、スープなどを楽しめる。

夜はクラフトビールやミシュランシェフのフードメニューが食べられる。16席の小規模なエキナカ店舗でありながら、本格的な味を体験できるのが特徴だという。

「Red.」では、「ど冷えもん」で冷凍のフルーツを販売。利用者はフルーツを購入後、好きなベースドリンクと合わせて専用のスムージーマシンへセットできる。スムージーが出来上がったら、好みで自由にタピオカやクコの実などのトッピングも行える。スムージーは店内で食べたり、テイクアウトも可能だ。Showcase Gig 取締役Founder 新田剛史氏は「スムージーで加工するという新しい体験を提供したいです。ただ作るだけではなく、カスタムできるのは新しいです」と述べる。

店舗は8時から23時まで営業しているが、「3回来ていただきたい」と新田氏は話す。例えば、スムージーでは、「おみくじ」をつけて、朝の購入者に活力をつけてもらえるように意識した。

Showcase Gigでは、国内において早期にモバイルオーダーサービスを提供してきた実績がある。「Red.」でもイートイン、テイクアウト共にサービスが利用可能だ。モバイルからの注文と自販機との連携は同店舗の展望となっており、「Showcase Gigの技術を使って新しいものをつくるきっかけとなります」と新田氏は意気込む。

店舗では各種キャッシュレス決済も利用可能

冷食をその場で楽しめる世界をつくる
コト体験の提供で価値を高める

サンデンRSの「ど冷えもん」は、受注が1,000台を超えるなど、現在も設置が拡大している。今までの冷食自販機は販売したものを持って帰ってもらうテイクアウトが中心のスタイルだった。「冷食が単なるテイクアウトではなく、その場で楽しめるフードとして楽しめる手法はないかということで、出店に合わせて企画をつくらせていただきました」(サンデンRS 執行役員 ビジネスソリューション本部 本部長 大木哲秀氏)。同店舗への出店を機に、Showcase Gigのモバイルオーダーと自動販売機のサービスをミックスさせ、新たな消費体験を届けていきたいとした。

「Red.」では、スムージーに加え、餃子も「ど冷えもん」で販売しており、店内で温めて食べることが可能だ。大木氏は「(モノに加え)コトも提供できれば次世代の体験が提供できます」と期待する。また、胡椒餅や小籠包など店内で提供するメニューを「ど冷えもん」で冷凍化して提供することも検討していきたいとした。

「ど冷えもん」はキャッシュレス対応強化
自販機×モバイルオーダーの展開は?

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