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20235/25

ブロードマインドの売上高が過去最高に、クレディセゾンとの4つの推進テーマの進捗は?

2023年5月26日8:30

ブロードマインドは、2023年5月23日にオンラインで決算説明会を開催した。同社は、2021年3月に上場。ファイナンシャルパートナー事業、保険・証券・宅ローン・不動産のすべてをワンストップで提供可能な仲介業者となる。2022年8月にはクレディセゾンと資本業務提携を締結したが、4つの推進テーマも徐々に形になっているそうだ。

ブロードマインド 代表取締役社長 伊藤清氏

毎月1,500~2,000件の相談を受ける
「ブロっこり」はセゾンに続きSCSKに提供

ブロードマインドのポジショニングとして、年収300万円~2,000万円、20-40代のファミリー層をメインターゲットに、組織運営による安定したマーケティングが強みとなる。クレディセゾンとの提携による獲得、各種カード会社のプラチナ層からの相談も増えている。また、カード会社等の提携先からの「マネー相談」を入り口とした紹介が見込客獲得の基礎となる。カード会社、FinTech企業、ライフイベント関連企業、官公庁・団体など30社以上とのアライアンスにより、毎月1,500~2,000件の相談があるそうだ。

2023年3月の売上高は43億2,400万円、営業利益は6億1,800万円となった。米国債の利上げ基調等を受け、貯蓄性商品の販売が好調に推移した。また、生保手数料・クロスセル売上等が好調だったことを受け、売上高は過去最高となった。さらに、新規獲得顧客数は6.277世帯/法人となっている。

同社では、優秀な新卒学生の採用・育成に力を入れており、これまでの15名ほどから今期は約30名を採用することができたという。教育も順調で、入社2年目のコンサルタントの年間獲得ANP(年換算保険料)も全社平均に近い状況だという。MDRT(Million Dollar Round Table)入会率も70%以上と質の高いコンサルを育成できているそうだ。

顧客のLTV(ライフ・タイム・バリュー)向上に向けた取り組みとして、ライフプランニングデータの蓄積に向け、Webサービス「マネパス」を活用。2023年5月に利用者数1万人を突破している。また、不動産関連子会社での不動産開発やアフターフォロー体制の構築にも力を入れている。

企業従業員向けには、金融教育「ブロっこり」を2022年8月にリリース。クレディセゾンに続き、2023年1月にSCSKに提供開始している。

金融サービス事業者に向けては、課題解決型としてさまざまなサービスを組み合わせて提供しており、保険会社や保険代理店への導入もスタートしている。事業者のニーズに合わせ、教育コンテンツのデジタル化、デジタルツールの提供・活用支援、オンライン相談アポイント等を提供している。

そのほか、ソニー銀行に続き、住信SBIネット銀行と銀行代理業委託契約を締結。また、結婚相談所のイノセントをグループ会社化した。さらに、ソニー保険サービスの持分法適用関連会社化している。

セゾンと自社コールセンターブースを順次拡大
単価の高い契約者獲得で成果

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