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20235/18

スルガ銀行と資本業務提携、ネット支店やカード申込、住宅ローン販売等で連携(クレディセゾン)

2023年5月18日19:32

クレディセゾンとスルガ銀行は、2023年5月18日、両社の取締役会において、両社の資本業務提携に関する契約を締結することを決議し、同日締結したと発表した。同提携により、両社が緊密かつ迅速に協業し、バンクとノンバンク双方の強みを融合させた新しいビジネスモデルを創出することで、両社の中長期的な企業価値の向上を目指すという。

クレディセゾンは、全国に存在する約 3,500 万(連結ベース)のクレジットカード会員顧客を抱えるペイメント事業を中核に、リース事業やファイナンス事業、そしてグローバル事業など、さまざまなビジネスにおいてグループ各社とのシナジーを強化していく一方、利用者に付加価値の高いサービスを提供するため、多種多様な企業との提携ネットワークの充実を図ることで、「総合生活サービスグループ」への転換を行っているという。

スルガ銀行は、静岡県・神奈川県を地盤とする地方銀行であり、首都圏を含む広域での営業展開やインターネット支店、ダイレクトサービスを通じたサービス提供に特色がある。投資用不動産ローン事業や住宅ローン事業に独自のノウハウを有しているほか、外国籍住民向けのサービス提供などの金融包摂等も積極的に推進しており、リテール・ソリューションビジネスを主軸としている。

両社はこれまでに、2023 年2月6日より「つなぎ融資(クレディセゾン保証)」の取り扱いを開始する等の協業を行っている。

クレディセゾンを取り巻く事業環境は、近年、銀行、証券会社及び保険会社等の総合金融サービスを展開する競合他社の増加や BaaS の活用による銀行サービス提供が広がるなど、多種多様なプレーヤーとの差別化が求められる競争環境へと変化している。また、スルガ銀行を取り巻く事業環境は、一般事業会社による銀行業への参入、FinTech 事業者による決済サービスの多様化など、旧来の銀行業界の枠に留まらない競争環境へと変化している。

このような事業環境の変化を踏まえ、両社は、業態の枠を超えた顧客本位の新しいビジネスモデルの共創をしていくことが必要不可欠と考え、協業の検討を進めてきた。

両社はリテールビジネスに強みを持つ点が共通しており、両社のリテールノウハウを最大限活用し、ノンバンク業態であるクレディセゾンと銀行業態であるスルガ銀行がシームレスに連携することにより、金融分野におけるさまざまな「困りごと」や「不」(不安、不便、不満等を意味する)の問題に対してソリューションを提供する“Neo Finance Solution Company”を目指すことで両社の戦略的方向性が一致し、企業価値の最大化が実現できるパートナーであると判断したため、業務提携を行うことに合意したそうだ。

業務提携を確実に推進していくにあたり、両社間でより安定した信頼関係を築くために相互に株式を保有する形での資本提携も行うことで合意した。

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