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20235/12

JALのスマホ決済サービス「JAL Pay」、日常生活でマイルをより身近に

2023年5月12日9:30

JALは、スマートフォン決済サービス「JAL Pay」を、2023年3月22日よりスタートした。まずはJALのグループ会社であるJALペイメント・ポート(JLPP)が提供する、「JAL Global WALLET」(JGW)がQRコード決済・バーコード決済に対応するが、2023年度内にはさまざまな機能をスマホアプリ上に集約する会員アプリをサービス開始予定だ。

JALでは「JALマイルライフ構想」を推進

非航空事業領域の拡大へ
「JAL」や「マイル」をより身近に

JALグループでは、約3,000万人の顧客基盤を活用した非航空事業領域の拡大に向け、“マイルとともに、毎日の暮らしと人生をもっと豊かに”をテーマに「JALマイルライフ構想」を推進している。その一環として、航空以外の日常生活やライフステージにおける多様なサービスを提供することで顧客接点増加を図ることにより、マイルの「ためる」「つかう」シーンを拡大している。今回はその中でも、日常生活で身近な「決済」において、金融サービス領域を強化すべく「JAL Pay」を導入したという。

「JALグループは『日常生活』や『人生』に寄り添う「JALマイルライフ構想」の根幹となる決済機能の強化を図ることで、今まで以上に『JAL』や『マイル』を身近に感じていただきたく、ビジネスマンや旅行や留学、帰省など航空利用が多い方以外にもご利用いただきたいと考えております」(JAL)

「JGW」機能を強化、4つのチャージ手段を提供
JAL関連はMPM、街中は「Smart Code」と連携

まずは、より多くの人に利用してもらうため、JALマイレージバンク(JMB)の基本機能にMastercardのプリペイド決済機能が追加されたトラベルプリペイドカード「JAL Global WALLET」(JGW)をベースとした「JAL Global WALLETアプリ」機能を強化した形でリリースした。あらかじめチャージした金額分だけ利用できるプリペイド式サービスのため、カードの使いすぎなどの心配はなく、安心して決済サービスを利用してもらえると考えている。

利用者は、「JGW」へ申し込み、カードが届いた後初期設定が完了してから、「JGW」スマホアプリをダウンロードした後、TOP画面の「PAY」をタップし、会員ログインすることで「JAL Pay」が利用可能

チャージ方法は、JAL NEOBANK/住信SBIネット銀行の口座振替チャージ、マイルチャージ、銀行振込チャージ、インターネットバンキングの4つを提供している。JALでは「新たなチャージ方法について引き続き検討しております」とした。

なお、融資機能については、JMB会員でJGWの利用者を対象とした銀行サービス「JAL NEOBANK(※1)」口座の利用者であれば、ネット銀行ならではの金利が魅力な「住宅ローン」や「カードローン」、「目的ローン」のサービスを用意している
※1:満18歳以上の日本国内に居住する個人を対象にしたネット銀行口座で、アプリの中で預金や決済といった銀行機能が完結できるサービスを提供している。

BLUE SYY、TABITUS STATION、JAL機内販売といったJAL関連での支払いでは、TOP画面の「Pay」から「QRコードを読み取る」をタップし、カメラを起動して金額を入力して支払う「MPM(Merchant Presented Mode)方式」に対応する。それに加え、JCBのQRコード統一規格「Smart Code」と連携している。

JAL関連での支払いに加え、街中での支払いにも対応

JALでは「日本では、消費者からのキャッシュレス決済のニーズが高まっている現状がうかがえますが、その中でも特にQRコード決済の伸びが目立ちます。JALグループでは、『Smart Code』と連携することで、お客さまの利便性とサービス向上、キャッシュレス推進を目的として導入しました」と説明する。

QR乱立の中、JALならではの強みは?
カードレス化、タッチ決済、チャージ方法追加へ

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