Pay-Ya NEWS.

キャッシュレスに関するニュースポータル

© Pay-Ya NEWS. All rights reserved.

20234/16

西川、サブスクリプションの「Sleep Charge」と公式ECサイトに不正検知サービス導入

2023年4月17日8:30

不正抑止に成功、顧客が安心して利用できるECサイトを目指す

寝具メーカー・西川は、2021年9月にWebサイト「Sleep Charge」をオープンし、同社製のマットレスや羽毛掛け布団を、月額料金で利用できるサービスの提供を開始。マットレスのお試しサービスを中心に、人気を集めている。「Sleep Charge」ではリスクマネジメントの観点から、リリース時からかっこ社の不正検知サービス「O-PLUX」を導入し、不正利用をほぼゼロに抑えることに成功。この成果を受けて、西川では、公式オンラインショップにも「O-PLUX」を導入。導入直後から不正利用件数が激減し、効果を実感している。同社は、顧客が安心して利用できるECサイトを目指しており、EMV 3-Dセキュアの導入も検討中だ。

左から広域戦略事業部 第1部 第2課 課長の 三浦 佳祐氏、同課 チーフ 武士 朋之氏

マットレスを月額料金でレンタル
リスクに備えて不正検知を強化

寝具メーカー・西川では、2021年9月に開設したWebサイト「Sleep Charge」で、同社製のマットレスや羽毛掛け布団などを月額料金で利用できるサブスクリプション・サービスを提供している。このサービスを中心となって開発し、リリースまで導いた同社 広域戦略事業部 第1部 第2課 チーフ 武士朋之氏は、「開発期間は約2年。通常なら経営上、サービス開発にこれほどたくさんの時間をかけることは不可能だったはずです。しかし、消費者にとってより良いサービスを提供したいという経営陣の強い思いがあって、リリースが実現しました」と当時を振り返る。

「Sleep Charge」が取り扱う[エアー] マットレスの価格帯は、4万円台から10万円超までと幅広い。実際に店頭でよく売れているのは、4万円台の、いわゆるエントリーモデルだ。しかし「Sleep Charge」で最初からドライブがかかったのは、高価格モデルだった。高品質なマットレスを使ってみたい気持ちはあるものの、冒険できる経済的な余裕はない、あるいは、購入前に事前にコストパフォーマンスを確かめておきたいといった、いわば購入を躊躇っているような、潜在ニーズを、「Sleep Charge」が上手く掘り起こした結果である。

一例を挙げると、定価4万9,500円のエアー01マットレスを、「Sleep Charge」では、「新品コース」でも月額1,856円と安価な負担で利用することができる。

利用者にとっては嬉しいサービスだが、西川にとっては、商品を安価なレンタル契約で貸し出すことになる。

そうしたリスクを踏まえて、同社が注力したのが、不正利用防止対策だ。同社ではそれ以前から、各種セミナーに参加するなどして不正利用対策ソリューションに関する情報収集を行っていた。海外で実績のある製品を取り扱う国内代理店がいくつかあることも承知していたが、同社は自社で開発・運用ノウハウを有している国内企業のソリューションにこだわった。その中で最終的に、大手企業をはじめとする国内での運用実績が豊富な、かっこ社の不正検知サービス「O-PLUX」の導入を決めた。

実データにもとづきルールを見直し
不正件数はほぼゼロに

このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
詳細はこちらのページからご覧下さい。

すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。

The post 西川、サブスクリプションの「Sleep Charge」と公式ECサイトに不正検知サービス導入 first appeared on ペイメントナビ.

関連記事

ページ上部へ戻る