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20232/3

資源ごみをリサイクルすると「kamica」にポイント還元の実証実験(高知県香美市/香美市商工会/ティーエムエルデ/凸版印刷)

2023年2月3日19:39

高知県香美市、香美市商工会、ティーエムエルデと凸版印刷は、香美市内で資源ごみをリサイクルすると「kamica(カミカ)」にポイント還元するという実証実験を2023年2月4日から開始する。凸版印刷は、地域Pay「kamica」を2021年4月20日から高知県香美市で提供している。

実証のイメージ図(高知県香美市/香美市商工会/ティーエムエルデ/凸版印刷)

同実証では、社会課題や地域貢献の取り組みに対するインセンティブ発行がおよぼす住民の行動変容を通じ、自治体予算や国からの助成金には頼らずに、住民が「地域Pay」を継続的に使用できる仕組みの構築を目指すという。

現在、多くの地方自治体では人口減少・高齢化問題を抱えているため、税金収入や地域内消費が減少しているという課題があるという。その課題の解決策として、香美市では2021年4月から地域Pay「kamica」を導入し、地域内の加盟店での購買促進・域内消費を後押しする手段として現在も利用されているというが、今後に向け利用率アップ・定着化させることが当面の課題となっている。

現在多くの地域で地域通貨が導入されており、インセンティブの付与で利用促進を図っている。しかし、その原資は自治体の予算や国からの一時的な助成金によるものが多く、継続的な実施が難しいため、結果として住民の利用頻度も一時的な高まりにとどまるケースが多くなっているとした。

これを受けて香美市と凸版印刷は、香美市商工会、ティーエムエルデと共に、日常の取り組みと絡めた「kamica」の利用シーンを増やす施策として、住民のエコ意識の醸成を図りながら、地域の経済活性化に繋がる仕組みを構築したそうだ。

同実証実験では、資源ごみのリサイクルによる収入を原資としてポイント還元することで、自治体予算や国からの補助金には頼らずに地域通貨が継続的に循環する仕組みを検証する。

凸版印刷は、今回の実証を通じて社会課題や地域貢献の取り組みに対するインセンティブ発行が及ぼす住民の行動変容と地域通貨の稼働への影響を調査・検証し、地域経済の活性化に取り組む。

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