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20231/24

Quest Payment Systems、スマホが決済端末になる「Airpay TAP」導入が進む

2023年1月24日9:10

オーストラリアのテクノロジー プロバイダーであるQuest Payment Systemsは、Androidスマートフォンなどが決済端末となるTap to Phone(SoftPOS)決済ソリューションとなる「Airpay TAP」を提供している。

Quest Payment Systems チーフ・コマーシャル・オフィサーのDamien Halloran氏(「TRUSTECH2022」において)

オーストラリア初のTap to Phoneソリューション
非接触決済やPIN入力がスマホで受け入れ可能に

Quest Payment Systemsは、オーストラリア現地で設計および製造された一連の決済端末ハードウェアを提供している。20年以上の開発の経験があり、マス向けおよびカスタムソリューションを提供している。品質とサービスはオセアニアの市場でも高い評価を受けているそうだ。

同社では、Tap to Phone(SoftPOS)決済ソリューションとなる「Airpay TAP」を提供しており、オーストラリアで利用可能な最初のソリューションとなった。市場の早い段階からTap to Phoneの研究を重ね、現地規制当局の Australian Payments Network(AusPayNet)から承認を受け、サービスを提供している。

加盟店は、Androidアプリをダウンロードすることで、スマートフォンやタブレットを非接触決済端末として受け入れることが可能だ。汎用端末で支払いが可能となり、店舗は決済端末やカードリーダを購入しなくても済む。

小売店などでは、汎用端末だけで非接触決済が可能だ。また、チェーン店などでは、従業員が携帯することで、レジ待ち等を削減できる。従来の決済端末同様にセキュリティ面に配慮しており、各決済ポイントでのトランザクション保護に力を入れている。

対応する非接触決済は、Visa、Mastercard、American Express、Union Payといった国際ブランド、オーストラリア現地の決済手段であるeftpos、Apple Pay、Google Pay、Samsung Payといったモバイルウォレット等となる。オーストラリアは世界的に非接触決済が進行しており、EMVコンタクトレスカードやモバイルをタッチして支払う文化が定着している。そのため、日本などに比べ市場での浸透も早いと予想される。

なお、非接触決済の制限を超える取引では、カード所有者は引き続きPINを使用して支払いを承認する必要がある。利用者はAndroid端末の画面上でPIN入力が可能だ。また、Apple Pay、Google Pay、Samsung Payなどのモバイルウォレットのユーザー向けに、生体認証もサポートされている。

寄付を受け入れる機会を慈善団体に提供する「Tap to Donate」。国際ブランドやeftposに対応

オーストラリア、ニュージーランドで実績
iOS向けのソリューションも

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