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202211/16

Pontaと百貨店等のノウハウ活用してデータマーケティングで協業(H2O/LM)

2022年11月17日7:20

阪急阪神百貨店やイズミヤ、阪急オアシスなどを傘下にもつエイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)と、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、2022年11月下旬よりデータマーケティングで協業すると発表した。

データマーケティングで協業(H2O/LM)

H2Oは百貨店やスーパーマーケットでの購買データに加え、新たに開発を進めている関西の 1,000万人と繋がるアプリサービスの「顧客サービス事業」によって得られる行動データを活用し、BtoBでのマネタイズを図る「プラットフォーム事業」の開発を進めている。一方、LMはこれまで培った Pontaのデータ分析、広告運用のノウハウを生かし、H2Oのプラットフォーム事業の支援を行う。またH2OとLMは、将来的に両社のデータを活用した事業の構築を見据えて、検討を進める。

現在予定している具体的な協業内容として、まずメディア広告配信、効果検証が挙げられる。H2Oの百貨店やスーパーマーケットでの購買データに加え、顧客サービス事業で得られる行動データを基に、H2Oグループの顧客ニーズを分析し、LMが有するコネクテッドメディアなどを通じて、顧客に価値ある情報を提供する。また、SNS・動画・ディスプレイ広告など幅広い手段でコミュニケーションを図るという。

将来的には、H2Oグループの顧客に対し、個々のニーズに合う他社の情報を提供することにより、満足度の向上を図ることも検討していく。

また、データ分析では、LMがPontaの運営で培ってきたビッグデータ分析のノウハウを用いて、H2Oの百貨店やスーパーマーケットでの購買データやアプリの行動データなどを分析し、顧客がH2Oグループに求めるニーズや、顧客像を分析、明確化。魅力ある商品・サービスの拡充や的確な販売サービス力の強化につなげるとしている。

さらに、人材育成では、データマーケティング推進について、LMはH2Oのアナリティクス力強化に向け、データアナリストの育成を支援する。

H2OとLMは今後、リアル店舗とオンラインの双方の接点でのコミュニケーションの強化に取り組み、顧客への価値提供を通じて、顧客満足度の向上に協力していく。相互が保持するデータを活用した分析やプロモーション等のデータマーケティングの進化をはじめ、蓄積したノウハウの外部提供など新規ビジネスの創出も含め、協業を検討するそうだ。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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