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202211/11

BtoB後払い「GMO掛け払い」がインボイス制度に対応した適格請求書を発行(GMO-PS)

2022年11月11日19:30

GMOペイメントゲートウェイの連結会社であるGMOペイメントサービス(GMO-PS)は、BtoB取引向け後払い決済サービス「GMO掛け払い」において、インボイス制度(適格請求書等保存方式)に対応する請求書を発行することを決定した。事業者のビジネスや要望に応じて選択できるよう、「複数発行方式」「1枚方式」の2つのタイプの適格請求書を発行する。

「複数発行方式」「1枚方式」の2つのタイプの適格請求書を発行(GMO-PS)

2023年10月1日より消費税の仕入税額控除の方式としてインボイス制度が開始されえる。インボイス制度は、売り手企業が適格請求書発行事業者として登録し要件を満たした適格請求書(インボイス)を発行することで、買い手企業(取引先)が仕入税額控除を受けることができる制度だ。

複数発行方式は、1取引ごとに税計算を行った金額を記載した適格請求書を発行するものだ。「GMO掛け払い」による取引が同じ取引先から複数ある場合、取引数に対応した数の適格請求書を発行する。取引ごとに税計算を行い端数処理するため、取引時点での提示金額と最終的な請求金額に差異が発生しないという。また、適格請求書発行時に発行枚数に応じた費用が発生するため、同じ取引先との取引が少ない事業者に適しているそうだ。

1枚方式は、同じ取引先とひと月に交わされた取引をまとめて1取引として、税計算を行った金額を記載した適格請求書を発行するものだ。「GMO掛け払い」によるひと月の取引が同じ取引先から複数回ある場合も1取引として、一の適格請求書を発行する。インボイス制度では一の請求書につき1回の端数処理を行うため、取引時点での提示金額と最終的な請求金額に差異が発生する場合がある。同じ取引先とのひと月の取引が多い事業者は、ひと月分の取引を一の適格請求書で発行するため請求書発行費用を抑えることができるとしている。

なお、適格請求書発行事業者登録番号については「GMO掛け払い」利用の事業者より共有してもらい、GMO-PSにて請求書に記載する。BtoBモール型事業者などの場合は、モール出店事業者の登録番号で適格請求書を発行することも可能だ。適格請求書はPDFまたは封書にて発行する。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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