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202210/12

タカシマヤプラチナデビットカード会員、会社役員と自営業が51%(ソニー銀行)

2022年10月12日14:10

ソニー銀行が、髙島屋、および髙島屋ファイナンシャル・パートナーズと提携し発行する「タカシマヤプラチナデビットカード」はこのほど5周年を迎えたが、これを受けて、利用動向を調査した。

タカシマヤプラチナデビットカードは、「髙島屋の優待サービス」とソニー銀行のVisaデビット付キャッシュカード「Sony Bank WALLET」が一体になったカードだ。国内の提携ATMで現金の入出金ができることに加え、海外のATMからの現地通貨の引き出し、国内外の髙島屋や、Visa加盟店での支払いに利用可能だ。

同カードは、髙島屋が発行するタカシマヤカードの中で最上位のプラチナカードで、高還元率のポイント特典に加え、そのほかプラチナカードの特典を提供している。年会費は3万3,000円(税込み)。

タカシマヤプラチナデビットカード(ソニー銀行)

タカシマヤプラチナデビットカード会員の職業は会社役員と自営業で51%と半数以上を占める。Sony Bank WALLET 会員の職業構成と比較すると、会社役員は7.5倍、自営業は2.7倍となった。

職業別では Sony Bank WALLET は会社員が52.2%と最も多く、その他の職業はバランス良く構成されているが、タカシマヤプラチナデビットカードは会社役員と自営業のみで50.7%を占めており、経営層で高所得と思われる人が多く保有されている。また、専業主婦をはじめ、勤めていない人の保有も14.6%と一定割合あり、家族で利用されているという。

また、タカシマヤプラチナデビットカードは50代以上が51.3%と半数以上となり、30代~40代が中心となる Sony Bank WALLET と比較すると年齢構成に特徴が見られた。

月間利用金額は10万円超が65%、月間利用回数も11回以上が53%と半数以上を占めることから、日常使いから高単価なショッピングまで活用されている。

利用単価は3,000円以下が半数以上の54.7%と Sony Bank WALLET 同様に日常使いに多く利用されている。一方で10万円以上の利用単価が Sony Bank WALLET と比較し9倍の差があり、高価な買い物にも積極的に利用されていることがわかった。

また月間利用回数も11回以上利用する人が53.4%と半数以上、うち31回以上が27.7%と高頻度な利用が見られ、月間利用金額も10万円超が65.2%と大半を占める結果となった。髙島屋店内の基本10%、国内Visa加盟店の基本2%、プラス1%のボーナスポイントなどポイント還元率の高さが、日常使いや高単価な買い物の利用に繋がっているものと考えられる。

対面利用加盟店における年間利用金額のトップ5は最上位が髙島屋、その他百貨店、ブランドショップなどの高級品を扱う加盟店がランクイン。コンビニエンスストアや衣料品・家具など、日常利用先が中心となる Sony Bank WALLET とは利用店舗でも違いが顕著になっている。対面取引においてポイント優遇やサービスの充実した髙島屋の利用に加え、その他の百貨店やブランドショップでの商品購入に利用されている。髙島屋以外の利用でも高いポイント還元率を活かして、高単価な決済で上手にポイントを獲得されていることがわかった。

タカシマヤプラチナデビットカードを利用した髙島屋店内における購入商品は特選ブランドや宝飾品などの高額な商品購入での利用が多い。また、カード利用者は平均で年間約18万ポイント(18万円相当)を獲得している。

タカシマヤプラチナデビットカードは還元率が髙島屋店内では基本10%と高水準であり、特選ブランドでもポイントが2%付与されることから高額商品によく利用されている。また、別途集計した結果によると、カード利用者におけるひとり当たりの年間獲得ポイント数は、髙島屋店内以外での利用も含め平均約18万ポイント(18万円相当)となっており、年会費の3万3,000円(税込み)を大きく上回るポイントを獲得していることがわかった。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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