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202210/6

髙島屋「大北海道展」でふるさと納税による決済サービス、リアルな場で特産品と交換

2022年10月7日8:00

髙島屋が日本橋髙島屋 S.C.本館、横浜店、タカシマヤタイムズスクエア(新宿)で順次開催する 「大北海道展」で、トラストバンクが運営する「ふるさと納税払い チョイス Pay」(以下チョイスPay)を活用し、催事場でふるさと納税をして、その場で北海道の産品を持ち帰れるサービスが2022年10月5日からはじまった。

トラストバンク ふるさとチョイス事業本部 チョイスPay推進室 開発企画総責任者 富永佳奈子氏は「全国すべての自治体で使っていただけるようにしていきたいです」と意気込む

物産展での特産品との交換が可能に
ポイント利用で1円単位で引き換えが可能に

髙島屋の「大北海道展」で利用可能な「チョイスPay」は、トラストバンクが9月1日より、新サービスとして提供している。トラストバンクでは、2018年5月から「ふるさとチョイス 電子感謝券」を提供しており、9月1日時点で118の自治体で導入されているが、「チョイスPay」に名称を変更し、サービスを拡充した。新サービスでは、自治体の物産展、アンテナショップで利用でき、その場で商品と交換可能だ。また、国内で幅広い決済サービスが普及する中、サービス名称を分かりやすくすることで、ふるさと納税のハードルを下げて利用してもらう目的もある。

髙島屋の「大北海道展」の様子。10月5日の初日は開店前から並ぶ人も多かった

チョイスPayは、対象となる自治体にふるさと納税をすると、寄附金額の30%分のポイントがアプリに付与され、自治体が指定する店舗などでポイントを利用できる。トラストバンク ふるさとチョイス事業本部 チョイスPay推進室 開発企画総責任者 富永佳奈子氏は「北海道に寄附をしていただき、寄附額の30%がポイントとしてアプリに付与されます。そのポイントを1ポイント1円から物産展のすべての商品と交換が可能です」と説明する。北海道への「ふるさと納税」の返礼品として、寄附金額5,000円で1,500ポイント、1万円で3,000ポイント、3万円で9,000ポイント、5万円で15,000ポイントがアプリに付与される。

「ふるさと納税払い チョイス Pay」の決済の様子。1円単位で利用できる

髙島屋は1951年に北海道物産展を初めて開催。また、北海道の文化・歴史の振興にも取り組むなど、地方創生に向けた活動にも積極的だ。「大北海道展」は10月5日~17 日の日本橋店を皮切りに、10月19日~11月3日の横浜店、10月26~11月8日の新宿店でも開催するが、いずれも「チョイスPay」が利用できる。髙島屋とトラストバンクは、「チョイス Pay」を導入することで、来店客が買い物を楽しむことに加え、北海道の「応援」もできる新しい物産展の体験の場を提供する。また、今回の取り組みは北海道が寄附先であり、「どさんこプラザ」の有楽町店と羽田空港店でもチョイスPayが利用可能だ。

スマホアプリで北海道のお礼の品としてポイントが利用できる

「ふるさとチョイス 電子感謝券」では、旅先の現地で寄付を行う人が多かった。例えば、レジャー施設、ゴルフ、食事、宿泊などで利用されていた。「ふるさとチョイス 電子感謝券」は開始時点に比べ2,400%の成長率となるようにサービスは広がっていたが、「チョイスPay」により、寄附先に足を運ぶことによるふるさと納税以外の経済効果、現地に訪れることが難しい寄附者にも地域をより身近に感じてもらいたいとした。

各売り場では「ふるさと納税払い チョイス Pay」が使えるPOPを掲示してPRした

具体的な利用方法として、寄附者は、「ふるさとチョイス」に事前登録し、「チョイスPay」のアプリをダウンロードして、「ふるさとチョイス」内の寄附したい自治体の「チョイスPay」を選択し寄附を行う。支払いは、クレジットカードに加え、ID決済の「Amazon Pay」、あと払い「Paidy」といった手段から選択可能だ。今後も決済手段は順次拡大していきたいとした。

MPMとCPMに対応
「チョイスPay」と「chiica」の共通QRの取り組みも

利用者がQRコードを読み取る「MPM」、QRコードを表示する「CPM」に対応可能

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