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2022年10月7日7:39

長野県中野市は、これまでNTT東日本の支援を受け、さまざまなパートナー企業と共にDXを進めてきたが、その一環として、契約者の利便性向上や徴収事務の効率化を目的として、NTTファイナンスが提供するクラウド型決済ソリューション「楽々クラウド決済サービス LGWAN接続タイプ」を、長野県で初めて導入のうえ2022年10月から運用を開始した。

日本の少子高齢化や人口減少が加速するなか、2040年頃の中野市の生産年齢人口は1万5,000人を割込むことが予測され、限られた資源や資産で多様化する市民ニーズに対応し、市民の利便性の維持・向上をさせるとともに業務の効率化等による持続可能な行政運営を図るため、2021年8月に中野市第4次行政改革大網が策定された。そのなかの重点項目の1つである「組織の最適化」を推進するため、中野市の徴収業務においてアウトソーシングを行い、業務の効率化による組織体制の見直しと納付方法の拡充による市民サービスの向上を図る。

同サービスを導入することにより、市民はCATV使用料を口座振替に加え、クレジットカード払いや電話料金との合算請求等、多彩な決済手段から選択が可能となり利便性が向上するとともに、収納代行サービスによる徴収業務の効率化を図る。

中野市は、さらなる市民サービスの向上に向け、同サービスを他の徴収・管理業務への展開を検討するとともに、市におけるさまざまな業務においてもICTを活用しDX化を推進していく。

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