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20228/19

ユーザーが直接買い物できる来店型店舗の運営を開始(ヤフー/アスクル/出前館)

2022年8月20日7:00

Zホールディングス(ZHD)のグループ企業であるヤフー(Yahoo! JAPAN)、アスクルおよび出前館は、食料品や日用品などを最短15分で届けるクイックコマース(即配サービス)「Yahoo!マート by ASKUL」の拠点を活用し、ユーザーが直接買い物できる来店型店舗の運営を開始した。来店型店舗の運営は、クイックコマース事業者としては初めての試みとなるそうだ。「Yahoo!マート」は現在、都内の3拠点で来店型店舗を運営している。今年中に店内調理を開始するため現在準備中で、ユーザーは店内で調理した揚げたての唐揚げやコロッケなどの総菜を注文できるようになるそうだ。

来店型店舗の代々木上原店(東京都渋谷区)(ヤフー/アスクル/出前館)

2021年7月にサービスを開始した「Yahoo!マート」は、ユーザーが出前館のサービス上で、 アスクルが販売する食料品や日用品を中心とした約2,000種類の商品の中から選択し、注文および決済すると、最短15分で商品を受け取ることができるサービスだ。注文を受けた後、出前館の配達員が都内の専用店舗で該当商品を受け取り、指定された配達先に自転車やバイクで商品を届ける。

ZHDグループ各社の強みを生かしたシナジー効果で「Yahoo!マート」は事業を拡大しており、現在20店舗を東京と千葉で運営している。今秋には練馬区などに3店舗をオープンする予定で、今後も東京を中心にエリアを拡大していく。

アスクルの商品調達力を生かした幅広い商品展開も、「Yahoo!マート」の強みの1つだという。ユーザーの購買傾向や時流などを分析したうえで、約400種類にもおよぶ冷凍食品や、「コストコ」の商品など、さまざまな商品を拡充している。

また、「Yahoo!マート」では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、万が一の自宅療養時に備えるための衛生用品などがこれまで以上に購入されている。7月6日~8月1日までの約1カ月間の売り上げでは、前月と比較して、体温計が約2.7倍、氷枕が約2.5倍、経口補水液が約2.2倍と大きく伸びている。

新型コロナウイルス感染症をはじめとする体調不良時や、猛暑日の炎天下では店舗で購入して持ち帰りにくい食品類などでも、「Yahoo!マート」で注文することで、買い物のために屋内の快適な環境から外に出るリスクを避けながら、欲しい商品が最短15分ですぐに受け取れるそうだ。

さらに、Yahoo! JAPANは、「Yahoo!マート」の事業をさらに推進するための子会社であるヤフーマートオペレーションズを、2022年7月1日に設立した。10月1日からは、 「Yahoo!マート」の店舗運営を同社が行う。ヤフーマートオペレーションズでは、これまで配達を担っていた出前館の配達員に加えて、「Yahoo!マート」専属配達員の採用を開始。新型コロナウイルス感染症や熱中症への対策、テレワーク拡大などによりユーザーの在宅時間が増え、 宅配の需要が高まっている状況下で、専属配達員を拡充することで高いサービス品質を維持することに努める。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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