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20228/2

岐阜県川辺町と包括協定、地域活性化を目指す(ヤマップ)

2022年8月3日7:10

ヤマップ(福岡県福岡市)と岐阜県加茂郡川辺町は、安全登山と川辺町の地域の活性化を目指し「安全登山に向けた相互連携・協力に関する包括協定」を締結した。

左から、 川辺町 佐藤光宏町長、 ヤマップ マーケティング戦略本部長 小野寺洋氏(ヤマップ/岐阜県加茂郡川辺町)

ヤマップは、登山地図GPSアプリ「YAMAP」を運営している。観光の糸口として川辺町にある「遠見山(260m)」と「権現山(396m)」を「岐阜のグランドキャニオン」として、2021年10月27日に登山者向けWebサイト「YAMAP MAGAZINE」で紹介したところ、訪れる登山者が約8倍に増加したという。そこでヤマップは安全登山と、川辺町山域の魅力ある自然資源を活かした観光事業をさらに活性化するため、同協定の締結をするに至った。

ヤマップと川辺町は登山地図アプリ「YAMAP」の利用を促進する。これにより道迷い遭難を防止し、万が一の遭難の時には、位置情報を警察・消防などと連携することで早期発見に役立てる。また、YAMAPに投稿される危険個所についても、相互に連携し解消に努める。

また、2022年10月に、新たなトレッキング・ツーリズム事業「桃太郎伝説」を開始し、「遠見山」や「権現山」を訪れた登山者に川辺町へ再び訪れる機会を作る。さらに、登山者が集中している「遠見山」と「権現山」に加えて、周辺の山々にも訪れてもらうことで、オーバーツーリズムを防止し、川辺町の山域活性化にもつなげるそうだ。

川辺町にある7つの里山、「米田富士」「八坂山」「大谷山」「鬼飛山」「権現山」「遠見山」「納古山」を、地元で昔から伝わる「桃太郎伝説」になぞらえて、「桃太郎伝説の町、川辺町の7つの山をめぐろう!」キャンペーンを実施する。記事のモデル役は、登録者数5.3万人を超える人気登山YouTuber兼モデルの山下舞弓さんを起用する予定だ。

また、川辺町の山の環境改善に取り組んできた3つのボランティア団体が主導する「登山道整備」などの活動に対し、2022年8月より支援を行う。

なお、ヤマップでは、山に登る人が山を再生する循環型コミュニティポイント「DOMO(ドーモ)」を2021年7月から開始している。例えば、YAMAPを使って山に登るとDOMOポイントが獲得でき、貯まったポイントを、登山道整備や植樹などの支援に活用できる仕組みだ。これまで日本全国でのべ14のプロジェクト、総額3,000万円以上の支援を行ってきた。

今回はこの仕組みを活用し、川辺町のボランティア3団体、「ふるさと愛好会」「ふるさと吉田愛好会」「下麻生活性化委員会」に支援プロジェクトを展開し、山の再生を川辺町と共に推進していくという。

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