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20227/26

「ecforce」でECサイトの決済与信落ちによる売上機会損失を改善(SUPER STUDIO)

2022年7月27日7:00

D2C支援事業やEC基幹システム「ecforce」(イーシー・フォース)の提供をするSUPER STUDIOは、ECサイト上の購入におけるクレジットカード決済や後払い決済の仮与信作業を一定期間自動で行う「自動再オーソリバッチ機能」を追加開発なしで利用できるオプション機能として2022年7月26日より提供開始した。同機能は機会損失を最小化、さらには業務効率化に繋げられる機能で、今回機能提供開始を記念して、期間限定で月額料金無料のキャンペーンを実施するそうだ。

「再オーソリ」とは「再オーソリゼーション」の略で、商品購入時に行う、オーソリゼーション(仮与信)をシステム上で再度試みることを指す。クレジットカード情報の場合、通常ECで消費者が商品を購入する時、購入手続き画面でクレジットカード情報が入力されると、①消費者が購入手続き画面にクレジットカード情報を入力、②カードの有効期限や利用可能残高などをクレジットカード会社の情報から参照、③-a 仮与信に問題がなければ購入が確定、③-b 仮与信に不備があった場合、再度別の支払い方法へと設定変更依頼をメールなどで依頼➝決済情報の変更と再度仮与信に成功すれば、購入が確定、④商品発送確定のタイミングで本与信を実施、支払いを確定、といった流れで仮与信が行われるのが一般的だ。

「自動再オーソリ」(SUPER STUDIO)

例えば、③-bのパターンで仮与信が通らず、さらに消費者からの変更対応が得られなかった場合、これらの購入は購入に失敗した状態となり、多くの機会損失を生むという。しかし、「自動再オーソリバッチ機能」を活用すると、購入から30日間で一定間隔で仮与信の通信を行い、登録されたクレジットカードまたは後払い決済が利用できる状態になったら、その場で購入を確定できるそうだ。従来、この再オーソリは売上の機会損失を防ぐ上で有効であることは理解されていつつも、手動で行うには手間がかかるためなかなか活用がされていなかった。

再度オーソリゼーションを行うことで機会損失を最小化し、売上を最大化できるとしている。ecforceでは一部メーカーで追加の開発を行うことで同機能を活用し、効果を上げたという。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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