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20227/11

物価上昇に打ち勝つ、「メルカリ」「メルペイスマート払い」活用の家計防衛術を紹介

2022年7月11日22:10

メルペイは、物価上昇への備えとして、ファイナンシャルプランナーの飯村久美氏、メルカリ・メルペイの達人の川崎さちえ氏を招き、「メルカリ」や「メルペイ」を活用した家計防衛術を紹介する勉強会を、2022年6月29日に開催した。

当日はまず、メルペイ 広報 山口夏歩氏がフリマアプリ「メルカリ」やキャッシュレスサービス「メルペイ」の状況について紹介した。メルカリグループでは、メルカリの「モノ」の循環に、メルペイおける「お金」と「信用」の循環が加わることで、「モノ」「お金」「信用」が循環し、より自由度と柔軟性の高い「循環型金融」を拡大できるとした。メルカリやメルペイの利用実績によって信用情報として蓄積される。

メルペイ 広報 山口夏歩氏

メルカリは2013年7月にサービスを開始したが、年間流通金額は7,845億円、利用者数は2,000万人を超えている。2019年2月にサービスを開始したメルペイは、1,292万人が利用しており、決済対応加盟店は全国264万カ所となっている。利用者は、QRコードやiD、バーチャルカードで買い物が可能だ。また、独自与信を活用した「メルペイスマート払い」により、購入代金を後から支払いできる。

物価上昇に備える家計防衛を紹介

続いて、ファイナンシャルプランナーの飯村 久美氏が物価上昇に備える家計防衛について説明した。4月に発表された消費者物価指数( CPI、2020年=100:生鮮食品を除く)をみると、前年同月比 2.1%上昇した。これは、消費税の引き上げの影響で物価が上昇した 2015年3月の2.2%上昇以来、7年1カ月ぶりの2%を超える上昇となった。日本インフォメーションが 4月に実施した調査によれば、2022年に入り、日常生活で物・サービスの値上げを実感しているかという質問に対して、79.3%が「実感する/やや実感する」と回答している。また、賃金が上がらない中での物価上昇となっている。今年春に麺類や冷凍食品、トイレットペーパーなどが値上がりしたが、7月以降は食パン、食用油、ビール、ワイン、チョコレート、日用品のホイルシート、鉛筆 、おもちゃに加え、電気代やガス代などが春に続いて値上げされる。これによって、今後 1年間の家計負担が、食品で2万3,391円、エネルギーで4万9,560円の計7万2,951円増えるという試算もある。

ファイナンシャルプランナー 飯村 久美氏

内閣府の消費動向調査によると、今後暮らしが良くなるか、悪くなるかという質問に対して、59.7%が「悪くなる/やや悪くなる」と回答している。これは、2020年新型コロナウイルス感染症の拡大時を除くと、 リーマン・ショック時の2008年以来高い割合での回答になっている。

飯村氏は、通信費、住宅ローン、保険料、水光熱、サブスク、習い事など固定費を見直すことにより、約1,000万の家計見直し効果があるとした。例えば、通信費は格安プランが出ており、3GBのプランは月1,000円台の金額で契約できるとした。また、今あるものを工夫する、自分の持ち物をチェックする、「レンタル」「シェアリングサービス」「中古」など買い物をするときに工夫することを挙げた。さらに、家計簿やキャッシュレスの活用などにより、お金の流れをコントロールする必要があるとした。

メルカリ・メルペイの達人が実践する8選

続いて、メルカリ・メルペイの達人である川崎さちえ氏がメルカリとメルペイで”お金の流れをコントロール”する方法を紹介した。

メルカリ・メルペイの達人 川崎 さちえ氏

まず、メルカリで不用品を買ったお金が、カフェやスーパー、ネットショッピング等 264万カ所の店舗で使用できる。メルペイは、100円ショップの「ダイソー」など身近な店舗で利用可能だ。

また、不要品を売って得た売上金は、口座に出金すると手数料200円がかかる。「メルカリ」の売上金を月に1回出金したとすると、年間200円×12回で2,400円も支出が増えてしまうが、そのまま「メルペイ」で使えば、手数料不要で支払いに使用できる。

さらに、本人確認をして、「メルペイスマート払い」を利用すれば、ライフスタイルに合わせて支払い日を決められるため、お金の管理がしやすくなるとした。売上金の振込申請(出金)期限がなくなるほか、不正利用の対策にもなるので、より安心・安全に利用できると川崎氏は説明する。

さらに、同じ日用品でも、すぐ使う場合は店舗で、急がなければネットで、といったように緊急度に応じてどこで買うかを考えることができる。「メルカリ」では、不要になった新品や、お米やお菓子、野菜などさまざまな食品も売っているので、同じモノが安く手に入る可能性もあるとした。

家計管理が難しい支出を1つにまとめ、決済履歴を家計簿代わりに利用することも挙げた。例えば、コンビニで数百円の買い物をするときのような支払いは、記録漏れも起きやすいが、家計簿代わりに「メルペイスマート払い」の利用を勧めた。実際、後払い決済利用者の未利用者よりも家計管理意向が16.4%も高いという調査結果も出ているように、 まとめて払うときに自分の利用金額を把握しやすいとした。

結果的に払う金額を考えて購入することも重要だとした。フリマアプリで高く売れるモノの方が、定価が高くても結果的に払う金額が低くなることもある。必ずしも定価が安いモノを選ばなくても、どちらが”結果的に安くなるか”という目線で考えると 「意外とこっちの方が安いな」ということもありえるという。実際、「新品を購入する前に、フリマアプリで値段を調べた」ことのある人が54.6%と、売ることを前提に モノを買う人の割合も多く、リセールバリューがモノの価値を決める時代とも言えるとした。

そのほか、たとえばマタニティやベビー用品など、特定期間しか使わないモノや、試しで一度使ってみたいモノなど、「メルカリ」内でレンタルする感覚で購入する方法も挙げた。 使った後、翌月までに売ればそのまま「メルペイスマート払い」の支払いに充てることも可能だ。

さらに、いま買わないといけないモノがある場合、「メルペイスマート払い」なら入る予定の売上金を先取りして利用できる。購入後、支払い翌月にまとめて清算ができるため、売上金が入るのを待つ必要はない。また翌月払いの翌月1日〜末日まで好きなタイミングで支払えるので、利用者のライフスタイルに合わせた支払い日が設定できるとしている。

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