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20226/7

GMO-PGとGMO-PSと新たなBNPLサービスを開発・提供へ(三井住友カード)

2022年6月7日19:52

三井住友カードとGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)、GMOペイメントサービス(GMO-PS)は、2022年5月23日付で、Buy Now Pay Later(BNPL、後払い)における業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。

三井住友カードとGMO-PGの2社では、これまで、決済プラットフォーム「stera」のリリースなど、国内のキャッシュレス市場における事業者・利用者の課題を解決するためのさまざまな取り組みを行ってきた。このほど、国内市場でも拡大するBNPL分野においても新たな共同ブランドを立ち上げ、今までにないサービスを提供し、国内No.1のBNPLのサービスを目指すことで、三井住友カードとGMO-PGおよび連結会社のGMO-PSの3社で合意した。

提携の内容(三井住友カード/GMO-PG/GMO-PS)

三井住友カードは、新たにBNPLのマーケットへ参入し、クレジットカードの枠を超え、さまざまな決済手段を事業者へワンストップで提供することで、総合決済事業者としての圧倒的なポジションの確立を目指すという。GMO-PGとGMO-PSは、 「GMO後払い」(GMO-PS:2013年~)「こんど払い byGMO」(GMO-PG:2020年~)として後払い決済サービスを提供している。これまでの実績・ノウハウをいかし、さらなるBNPLサービス展開として三井住友カードとともに新たなサービをリリースするそうだ。新サービスは、2023年春頃までの事業開始を予定している。

新サービスは、 GMO-PGがグループでこれまでに培ってきた後払い決済サービスのノウハウとシステム基盤をベースに、三井住友カードが培った50年を超えるクレジットカード事業の与信・分割払いのノウハウを加えることで、これまでにない新しいBNPLのサービスを事業者・利用者の双方に提供するという。

現在の日本国内の後払い決済サービスは、主にECサイトでの購買を対象とし、購入の都度、購入商品の内容をもとに審査を行い、決済を完了させる。利用者の支払いは、商品到着後のコンビニ払いなどによる1回払いの支払い方法が主流だが、今回、3社で立ち上げる新サービス では、従来型の後払い決済サービスに対応することに加え、長期の分割払いへの対応を予定している。また、三井住友カードとGMO-PGが提供する決済プラットフォーム「stera」の基盤を活用し、「stera terminal」を設置する加盟店を中心に、店頭での対面取引でも決済が可能となるサービスの提供を予定している。

その他、三井住友カードでは、BNPLを利用するユーザー向けに、自社の会員向けアプリ「Vpass」と連携した新たなサービスを提供するそうだ。また、個品割賦事業と新サービスをデジタルで融合させたサービスの提供なども検討している。

今後3社間で集中的に協議を進め、具体的なサービスの内容(名称含む)や商品性が決まり次第、公表する。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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