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レストラン予約のキャンセル料を最大100%補償する「OMAKASEキャンセル保険」(Finatext/スマートプラスSSI)

2022年6月3日8:55

Finatextホールディングス子会社のFinatextと、MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険が出資するスマートプラス少額短期保険(スマートプラスSSI」は、GMO OMAKASEが提供する予約困難な飲食店とお客さまをつなぐ予約管理サービス「OMAKASE byGMO」と提携し、レストラン予約のキャンセル料を最大100%補償する「OMAKASEキャンセル保険」の販売を2022年6月2日から開始する。

「OMAKASEキャンセル保険」(Finatext/スマートプラスSSI)

個人が任意でレストラン予約のキャンセルに備える保険は日本初となるそうだ。具体的には、レストランを契約者とし、レストランに対してキャンセルに係る費用を補償する保険や、クレジットカードの付帯サービスなど自動で補償されるものはすでに存在するが、レストランを予約する個人が任意で加入でき、飲食代金を現地決済する予約についてのキャンセル料も補償するキャンセル保険は日本初となるそうだ(同社調べ)。

なお、同保険商品は、スマートプラスSSIが保険商品を提供しFinatextが保険販売システムを提供するソリューション「サービス組み込み用 キャンセル保険」において、旅館・ホテル向けの「宿泊予約キャンセル保険」に続く第2弾保険商品となる。

「OMAKASE byGMO」は、飲食店の予約受付をオンライン上で実現している。これまでに受け付けた予約において、利用者のやむを得ない事情(交通機関の遅延、新型コロナウイルスなどの指定感染症、本人の入院などの不可抗力など)により直前キャンセルが発生し、利用者負担でのキャンセル料が発生してしまうことがあった。「OMAKASE byGMO」の加盟店の多くは、食事提供のタイミングに合わせて食材の入荷~仕込み・調理をしている。そのためキャンセルが発生すると、準備にかけた労務費や食材が無駄となることもあり、その損失を含めたコストを補うのがキャンセル料となっている。

しかしながら、高額なコースのキャンセル料は利用者としても負担が大きく、やむを得ない事情でキャンセルしなくてはならない可能性があるために、利用者が安心して予約できない状況があった。

そこで、利用者側での任意加入が可能で、特定の事由発生時にキャンセル料が補償される保険として「OMAKASEキャンセル保険」を開発したそうだ。

「OMAKASEキャンセル保険」では、補償対象となるキャンセル事由の組み合わせが異なる2つの補償プランを提供している。「サービス組み込み用 キャンセル保険」の商品データベースはキャンセル事由や補償割合を柔軟に設定できるよう予め設計されているため、 キャンセル事由が異なる複数の保険商品にも容易に対応でき、通常は約6カ月を要する開発期間を約2カ月に短縮することができた。キャンセル事由によっては、 キャンセル料として支払われた金額の全額を補償する。また、予約者本人が所定の事由に該当して、やむを得ず予約をキャンセルした場合の予約全体のキャンセル料を補償する。同行者様のキャンセル事由は対象外となる。さらに、加入から保険金請求まで、スマートフォン1台で手続き可能だ。

「OMAKASEキャンセル保険」は、「OMAKASE byGMO」でのレストラン予約完了後にお申し込みできる。当初は予約完了画面に申し込み画面へのリンクを掲載するかたちでの導入となるが、今後、よりシームレスで自然なユーザー体験を可能にする「サービス組み込み型(embed型)」での導入を予定している。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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