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西鉄電車でVisaのタッチ決済の改札通過実験(西日本鉄道/三井住友カード/QUADRAC/Visa)

2022年5月25日17:43

西日本鉄道、三井住友カード、QUADRAC、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、 西日本鉄道の電車(以下、 西鉄電車)において、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、Visaのタッチ決済による改札機通過に関する実証実験を2022年7月15日~2023年3月末まで実施する予定であると発表した。

Visaのタッチ決済とは、 Visaのタッチ決済機能のあるカードやスマートフォンを機器にかざすことで、決済をスピーディーに完了する仕組みだ。今回の取り組みでは、福岡観光の中心となる福岡(天神)や太宰府などの5駅の改札口に、Visaのタッチ決済に対応した専用改札機または簡易読取機を設置する。同取り組みにより、券売機で切符を購入したり、ICカードにチャージしたりすることなく鉄道乗車が可能になり、券売機やのりこし精算機前の密回避や大きな手荷物をお持ちの場合でもスムーズに利用可能だ。

対象駅は、西鉄福岡(天神)、 薬院※、 大橋※、 太宰府、 西鉄柳川※
※簡易読み取り機設置駅(西日本鉄道/三井住友カード/QUADRAC/Visa)

国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、7,100万枚、利用可能な端末数も100万台を超えており(2022年3月末現在)、公共交通機関では、すでに世界500の公共交通機関で導入、国内においても17道府県23プロジェクトが進行中だ。

なお、各社の役割として、西日本鉄道が旅客鉄道の運行、乗客への案内、三井住友カードがキャッシュレス決済導入支援、steraプラットフォーム提供、QUADRACが交通事業者向け決済及び認証に関するSaaSプラットフォーム(Q-move)提供、VisaがVisa のタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーションとなっている。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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