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福岡市地下鉄でVisaのタッチ決済による一体型改札機通過実験(三井住友カード/Visa/日本信号/QUADRAC)

2022年5月24日20:50

三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、日本信号、QUADRACは、福岡市地下鉄において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、Visaのタッチ決済による一体型改札機通過に関する実証実験を2022年5月31日~2023年2月28日まで実施する予定であると発表した。

画像左:一体型自動改札機 画像中央:Visaのタッチ決済読取部(三井住友カード/Visa/日本信号/QUADRAC)

福岡市地下鉄の一部の駅に交通系IC/タッチ決済の両方が利用できる一体型自動改札機を設置し、事前購入・チャージを行わずに、手持ちのタッチ決済機能付きカードを利用可能だ。対象駅は、福岡空港、東比恵、博多、祇園、中洲川端、天神、呉服町となる。

各社の役割として、三井住友カードがプロジェクト総括、キャッシュレス導入支援、steraプラットフォーム提供 (stera transit)、VisaがVisaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、日本信号が交通IC/タッチ決済一体型自動改札機開発、QUADRACが交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム“Q-move”の提供となる。

なお、Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法となる。対応の端末にタッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマホ等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要で支払いが完了する。すでに海外では、アメリカを除く全対面取引の70%がタッチ決済で行われているそうだ。また、国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、7,100万枚、利用可能な端末数も100万台を超えている(2022年3月末現在)。公共交通機関では、世界500の公共交通機関で導入、国内においても17道府県22プロジェクが進行中だ。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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