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20224/26

コロナ禍で「ポイ活」ユーザー増加、セレスが寄付プラットフォーム「モッピー×SDGs」を展開

2022年4月26日15:00

ポイントサイト「モッピー」を運営するセレスは、2022年4月20日に貯めたポイントでSDGsに貢献できる取り組みである寄付プラットフォーム「モッピー×SDGs」について、約4万3,000人のSDGs意識調査結果や、具体的なユーザーや参画団体の声を紹介する説明会を開催した。

「モッピー」は392万がアクティブユーザー
会員でSDGsを知っている人は約8割

セレスが運営するポイントサイト「モッピー」は累計会員数900万人を有するポイントだ。ポイント獲得先は5,000種類以上で、貯めたポイントは1ポイント=1円で交換可能だ。利用者は、サイト上でサービスを使う際に、モッピーを経由してサービスを利用するとポイントが貯まる。貯まったポイントは現金、ギフト券、PayPayなどに交換して買い物に使うことができる。

アクティブユーザーは2021年第4四半期で392万人と増加しており、コロナ禍でのECサイトの市場規模拡大により、ポイントメディアの物流額も伸びているそうだ。コロナ禍で節約意識が高まる中、ポイントを貯める活動である「ポイ活」をする人が増えている。

SDGsに関する約4万3,000人の意識調査報告では、モッピー会員に調査を実施。SDGsを知っている人は約8割となった。また、43%が「興味はあるけど行動していない」となっている。さらに、4割の人が「今は行動していないけれども行動したい」となった。

当日はセレス 管理本部 広報・IR担当 坪井 舞氏がSDGsに関する調査を発表した

SDGsの認知度は若年層ほど高い
SDGsに特化した寄付プラットフォーム開設

SDGsの認知度として、学生は高く、85%以上が知っていた。また、社会人も80%以上と高い。学生はSDGsが必修科目になっている影響もあり、知る機会が増えている。また、年代別では10代の認知度が高い。認知度は年代が高まるにつれて下降傾向となった。ただ、SDGsに興味がある人は60代以上が高くなった。

セレス「モッピー」において、SDGs寄付プラットフォーム「モッピー×SDGs」を2021年11月より開設している。SDGsに特化した寄付プラットフォームの開設は、ポイントサイトではモッピーが初となるそうだ。利用者は、「モッピー×SDGs」より寄付先を選び、1ポイント=1円として、1ポイントから寄付できる。また、振込手数料は運営元のセレスが全額負担している。5カ月経過時点で累計700名が寄付に参加している。利用者は女性が52%となり、40代が27%と最も利用が多い年代だ。

ユーザーの募金先として、1位が公益社団法人国土緑化推進機構、2位が認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ、3位が日本赤十字社、4位が公益財団法人日本ユニセフ協会となる。利用者からは、「ポイントだとお金より気軽に参加できる」「貯めたポイントの端数を利用できる」といった声があった。

当日は、全国こども食堂支援センター・むすびえ、認定NPO法人みらいの森の担当者がそれぞれの取り組みを紹介した。

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