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キャッシュレス決済サービス「PayPay」の投資継続でさらなる利用者獲得を目指す

2022年2月4日8:00

Zホールディングスは2022年2月2日、ソフトバンクは2月3日に第三四半期決算説明会を開催した。キャッシュレス決済サービス「PayPay」は成長が続いているが、グループとして投資を継続し、さらなる利用者獲得を目指すそうだ。

TポイントをPayPayボーナスに
ロイヤリティプログラムを統一化

Zホールディングスの2021年度第三四半期トピックスとして、売上収益は4,091億円(YoY 29.2%増)、 調整後EBITDAは979億円(YoY 24.0%増)となった。中でもヤフー・LINEともに広告収益が伸長し、全社広告事業の売上収益は1,534億円(YoY+64.2%)となり、過去最高を更新している。さらに、累計利用者数は2,000万人を突破した「LINEギフト」、クイックコマースの拡大をはじめ、コマース領域におけるシナジーが進展した。ショッピング事業取扱高は、「超PayPay祭」等により、4,778億円(YoY+21.1%)となり、リユース事業取扱高は、「ヤフオク!」の客単価向上や、「PayPayフリマ」の拡大により、2桁成長を達成している。

ロイヤリティプログラムに向けた動きでは、2022年4月から「Yahoo!ショッピング」や「PayPayモール」といったヤフーサービスのTポイント利用・付与をPayPayボーナスに変更し、eコマースと金融事業のブランドをPayPayに統一することで、利便性がさらに向上するとした。さらに、月間利用者数8,600万人のヤフー、月間利用者数9,000万人のLINE、累計登録者数4,500万人のPayPayのロイヤリティプログラムを統一化する予定だ。3つの起点から相互利用を促進することで、さらなる経済圏の拡大を目指す。

PayPayは3年たち黒字のめど
収益よりも獲得・販促強化を継続へ

戦略事業であるPayPayは、2021年10月から中小加盟店向けの手数料有料化を行ったが、解約への影響は引き続き軽微であり、「PayPayマイストア ライトプラン」の利用店舗数は順調に拡大した。クーポンの利用枚数も伸びており、売り上げ増加に貢献している。

PayPayの売り上げ収益から原価(ファンディング、ユーザーの原価、固定費)を差し引いた獲得費控除前の利益は、第三四半期で黒字化を達成しており、サービス開始から3年経ち黒字化のめどができてきた。今後も収益性よりも獲得戦略や販促を強化し、成長に布石を打つとした。

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