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20221/6

COVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミック禍とスマートパーキング(後編)

2022年1月7日8:00

「前編」に引き続き、COVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミック禍とスマートパーキングの後編を紹介する。

和田文明

記事のポイント!
①スマートパーキング(Smart Parking)とは?
②スマートパーキングメーターのアプリケーション
③ソリューション活用のメリットは?
④モバイル活用のメリット
⑤スマートパーキングのイノベーション
⑥日本のスマートパーキング

スマートパーキング(Smart Parking)

IoT(Internet of Thing)やRFID(Radio Frequency Identifier)、モバイルアプリ、コンタクトレスペイメントなどのIT(Information Technology)を駆使した最新のスマートパーキング(Smart Parking)は、COVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミック禍の前から存在していたが、それは未だ世界的に初期段階にあり、多くのパーキング事業者はまだ施設にエンド・ツー・エンドのテクノロジーを組み込んでいなかった。COVID-19(新型コロナウイルス)による世界的な封鎖と社会的距離(ソーシャルディスタンス)の規範のために、社会がCOVID-19(新型コロナウイルス)以前のように正常に戻ったとき、消費者は依然として“接触”(新型コンタクト)を避けようとする傾向はなお続くと思われる。

スマートパーキング(Smart Parking)は、顧客であるドライバーがパーキングに入るとき、必然的に“非接触”(コンタクトレス)体験(エキスペリエンス)、すなわち、パーキングの「入口」、パーキングの「出口」、「ペイメント」(支払い・決済)などの異なるタッチポイントでの人間の相互作用が最小限であるか、人間の相互作用が全くないことを期待している。ドライバーは、現金の交換、チケットの引き出し、またはペイメントステーションでの待ち行列を避けるようになる。よって、パーキング施設は、施設全体をデジタル化し、パーキングのさまざまなタッチポイントでの接触を排除するスマートパーキングテクノロジーを採用する必要がある。

“非接触”(コンタクトレス)のパーキングエキスペリエンス(体験)は、COVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミック禍後の世界の路上パーキングと路外パーキングの両方で、新しいパーキングが生まれる。実際、COVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミックが発生するずっと前に、アメリカやイギリスなどの欧米の都市では、すでに完全に“非接触”(コンタクトレス)のパーキングを設置する計画が立てられていた。非接触型のデビットカードやクレジットカード、スマートフォンのモバイルアプリでの支払いを受け入れる完全に非接触型のペイ・アンド・ディスプレイ決済システムを備えているものもある。非接触型パーキングエキスペリエンス(体験)とは、スタッフとチケットを交換せずに施設に入る、長い列に並んで支払いを待つのではなく、決済端末で非接触型のクレジットカードやデビットカードといったバンクカードやスマートフォンを使うだけのことである。

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