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202112/1

店内モバイルオーダーや公式サイトリニューアルなど塚田農場のDX化を推進(トレタ/APHD)

2021年12月1日13:22

トレタとエー・ピーホールディングス(APHD)は、同社が運営する塚田農場において「デジタル塚田農場プロジェクト」を展開し、塚田農場ブランドのDX化を推進しているという。

両社では、2020年10月よりこれからの飲食店経営として、デジタル技術を前提に顧客体験はどう進化できるのか、そして飲食店の現場業務や飲食店経営はどう変わるのかを模索してきたが、モバイルオーダー導入により、外食体験の核となる、店内での顧客体験をアップデートしたそうだ。

顧客体験を一気通貫でデジタルインフラ上に構築(トレタ/APHD)

具体的には、店内モバイルオーダー「トレタO/X(トレタオーエックス)」を導入し、両社で協同してデジタルメニューをゼロから開発した。詳細な料理情報丹羽江、食欲を刺激する魅力的な写真や動画を活用したメニューを実現。紙のメニューやスタッフの口頭説明では伝えきれなかった「おいしい理由」=塚田農場の料理へのこだわりや美味しさを伝えているとした。

また、トレタO/Xにより、顧客は自身のスマホからのオーダーが可能となることで、ホールスタッフはオーダー業務から解放される。これにより、業務負荷を低減すると同時に、利用者はスタッフを呼ぶ必要もなくなるとしている。

さらに、会計は、トレタO/Xの決済機能によって、利用者はスタッフを介すことなく自身のスマホで決済ができる。

さらに、トレタの新サービス「トレタB/X(トレタビーエックス)」を導入し、2021年11月8日に塚田農場の公式予約サイトをリニューアルした。SEOに加え、UI/UXやブランド価値まで考慮したそうだ。

さらに、電話対応コストが大きな課題となっている一部の店舗には「トレタ予約番」を導入し、電話予約のAI化を実現している。

なお、デジタル塚田農場プロジェクトは、緊急事態宣言が明けた10月1日より順次導入を進めており、現時点で約90%の店舗への導入が完了し、今年度中の全店展開を目指して導入を進めている。加えて、公式アプリや公式ECサイト「塚田農場オンラインストア」との統合も視野に入れる。

現時点では、満席時に3〜4名のホールスタッフがいなければ回らなかった店舗でも、トレタO/Xの導入により半数の1〜2名でも余裕を持って顧客サービスを提供できるようになったという。またトレタB/X導入後2週間の効果では、公式サイト経由の予約件数が185%に、予約全体に対する公式サイト経由の予約比率が154%に向上している。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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