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202111/29

PayPalの「2021年海外通販レポート」から見るコロナ禍の13地域のEコマースの状況は?

2021年11月30日8:40

PayPal Pte. Ltd.は、世界の13の市場で実施したグローバル調査『PayPal The great pivot in global eCommerce 2021/ Borderless Commerce Report』(「PayPalグローバルeコマースにおける大きな方向転換/海外通販レポー2021年)を2021年6月に発表したが、世界の決済シーンを知るうえで重要なレポートとなっている。同レポートについて、海外決済に詳しい和田文明氏に解説してもらった。同レポートは、COVID-19(コロナウイルス)のパンデミック禍における世界のE-コマースの拡大状況や海外通販のE-コマースについて詳しく紹介されている有益なレポートとなるそうだ。

和田文明

世界の多くの国で、COVID-19(コロナウイルス)のパンデミック禍が、“コマース”と“ペイメント”(決済・支払い)に大きな変化を及ぼしている。コマースでの大きな変化は、店舗での購入からE-コマースでのオンライン購入に大きくシフトし、デジタルベースのオンラインペイメントが急速に拡大していることである。一方、“ペイメント”(決済・支払い)での大きな変化は、硬貨や紙幣などの現金を媒介とした感染を恐れ、キャッシュレスが進むと共に、クレッジットカード、デビットカードなどのペイメントカードなどを手渡す従来のキャッシュレスペイメント(決済・支払い)から、デュアルインターフェースのICカードを用いたVisaコンタクトトレス(Visaのタッチ決済)やMastercardコンタクトレスといったコンタクトレスペイメントやモバイル財布によるNFC(Near Field Communication)やQRコードなどによるモバイルフォンによる非接触型決済(コンタクトレスペイメント)の急速な拡大である。

COVID-19(コロナウイルス)のパンデミック禍により、2020年のEコマース業界は大きな影響を受け、Eコマースによる売上高は、(図表1)のように、2019年度の3兆3,500億米ドル(約368兆円)から2020年度の4兆2,800億米ドル(約470兆円)へと27.7%も増加している。7億1,000万人以上のオンラインショッパーを擁する中国がこうしたE-コマースの拡大を牽引しているといわれている。2020年度の対前年比の増加額は9,300億ドル(約102兆円)で、アメリカ一国のE-コマースの市場規模に匹敵する額である。さらには、2021年度は14.3%増の4兆8,900億ドル(約538兆円)と大幅な増加が予想されている。

メキシコなど、COVID-19(コロナウイルス)の感染拡大前はEコマースの普及率が低かった国でもオンラインショッピングへの移行が大幅に進み、外出ができない状況においてオンラインショッピングの利用が増え、購入金額も増加している。

(図表1)グローバルベースのE-コマースの売上高の推移

年度

売上高

増減額

対前年度比

2019年度

3兆3,500億ドル(約365兆円)

2020年度

4兆2,800億ドル(約470兆円)

+9,300億ドル(約102兆円)

+27.76%

2021年度(予想)

4兆8,900億ドル(約538兆円)

+6,100億ドル(約67兆円)

+14.25%

2022年度(予想)

5兆ドル以上

出典:PayPal The great pivot in global eCommerce 2021/ Borderless Commerce Report

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