Pay-Ya NEWS.

2021年10月28日16:16

トークンを活用したデジタルマーケティング事業を展開するcanowは、スポーツチームが地域通貨として機能するファントークンを発行できるプラットフォーム「YELLtum」が、地域還元型クラウドファンディングと投げ銭ができる新機能を提供開始したと発表した。

地域還元型クラウドファンディングおよび投げ銭機能開発（canow）

同機能は、それぞれYELL Offering（地域還元型クラウドファンディング）、Fun Tipping（投げ銭）として提供開始するという。どちらの機能も手数料無料で利用できることが最大の特徴で、「YELLtum」にてファントークンを発行するチームに加えて、地域加盟店や地域住民が利用することができるそうだ。今後は、スポーツチームの公式グッズ制作やふるさと納税におけるクラウドファンディング活用支援や地域加盟店への投げ銭支援等を行っていく。

canowは、スポーツチームが地域創生を目的に、地域通貨として機能するファントークンを発行できるプラットフォーム「YELLtum」を運営している。すでに、サッカーJ2 ギラヴァンツ北九州や水戸ホーリーホック、社会人女子ラクロスクラブチーム FUSION などのスポーツチームがファントークンを発行し、スタジアムや飲食店等の地域加盟店にて、公式チームグッズや飲食品、サービスなどを購入する際の決済手段として活用しているそうだ。

スポーツチームが「YELLtum」で発行した地域通貨（ファントークン）の旗振り役として、地域通貨利用を地域のコミュニティに浸透させることによって、ファンやサポーターとの試合開催日以外での日常の接点を創造し、スポーツチームを中心とした地域活性化や地域創生につなげるモデルだという。

今回、新機能として提供開始する新機能は、チームや地域加盟店とファン、サポーターが双方向のコミュニケーションをより活発化させるための手段として開発した。今後は、スポーツチームの公式グッズ制作やふるさと納税におけるクラウドファンディング活用支援や地域加盟店への投げ銭支援等を行っていくそうだ。

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