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202110/5

鹿児島銀行/鹿児島相互信用金庫と協働、デジタル振興券に「Payどん」活用(大崎町)

2021年10月5日18:11

鹿児島県大崎町は、地域における消費の喚起、下支えによる地域経済の循環や、地域事業者の経営課題解決支援などを目的とした、鹿児島銀行および鹿児島相互信用金庫との協働による取り組みを開始した。

大崎町と地域金融機関協働モデル図(大崎町)

大崎町は、2021年7月1日から開始した鹿児島相互信用金庫の経営支援プラットフォーム「そうしんBig Advance」に、自治体として初めて登録し9月から利用を開始している。「そうしんBig Advance」は、ココペリが開発した「Big Advance」をベースとした、利用者自身がインターネット上のサイトにアクセスして利用できるプラットフォームサービスだ。1,500社を超える大手企業や約6万社の会員企業同士のビジネスマッチングにより、販路拡大・人材確保・業務効率化・事業承継などお客さまが抱えるさまざまな経営課題に対応するとともに、大手企業とのオープンイノベーションにより、地域から生まれる新たな技術やサービス、未来の新規事業創出の実現を支援するという。
大崎町では、町外に本社を置く企業からの寄附(企業版ふるさと納税)を受け、「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」をスローガンに地域の課題解決に加え、世界の課題解決に向けたプロジェクトを実行していくため、「そうしんBig Advance」へ登録し、コロナ禍での新たな情報発信ツールとして活用する。具体的には、企業版ふるさと納税に関する情報や寄附対象事業となっている大崎町SDGs推進事業に関する情報等を、鹿児島相互信用金庫を含む全国73のBig Advance加盟金融機関や全国約6万社のBig Advance会員企業へ発信していく。

また、大崎町は、コロナ禍の地域経済対策として実施している「デジタル地域振興券事業」に、鹿児島銀行が運営するキャッシュレス決済サービス「Payどん」を活用し、地域における消費の喚起、下支えを行うとともに、地域内のキャッシュレス推進を図るという。

「Payどん」は、鹿児島銀行の口座保有者向けのキャッシュレス決済サービスとなる。鹿児島銀行口座から即時に支払いを完了する「Payどん銀行口座サービス」と、鹿児島銀行口座からあらかじめチャージした同行独自電子マネーで支払いを完了する「Payどん電子マネーサービス」がある。鹿児島県内を中心としたPayどん加盟店に加え、全国のSmart Code加盟店で利用可能だ。

「Payどん」アプリ上で「大崎町地域応援ポイント」を購入すると、翌日に「プレミアムポイント」として購入額の50%のPayどんポイントが付与される。購入した「大崎町地域応援ポイント」と、付与された「プレミアムポイント」は1ポイント=1円で利用可能だ。なお、応援ポイント販売期間は2021年10月15日~2022年1月31日まで、一人あたり1万円(1,000円単位)の購入が可能だ。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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