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202110/5

東南アジアの複数市場でのオンライン決済プロバイダーとしてAdyenを採用(MonotaRO)

2021年10月6日7:40

事業者向け工場用間接資材を扱うEコマース企業であるMonotaROは、日本国外の法人顧客向けのサービスを最適化するために、東南アジアの複数の市場におけるオンライン決済プロバイダーとして、Adyenを採用したと発表した。Adyenは、数多くの世界的な企業が採用している決済プラットフォームで、Adyenのシングルプラットフォームを利用することにより、MonotaRO社はより簡易な決済プロセスを実現し、シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン、タイで主流の複数の決済方法を利用できるようにして、潜在顧客の対応範囲を拡大することができるという。

データ主導型の小売企業であるMonotaROは、バックエンドシステムをAdyenのソリューションとシームレスに統合し、地域に合わせて迅速に決済を最適化することができたそうだ。このことによって、MonotaROの顧客は、東南アジアで主流の複数の決済方法を利用し、同社のウェブサイトでよりシームレスな決済プロセスを行えるようになった。Adyenの「Pay by Link」ソリューションが追加されたことにより、決済リンク指示による支払いを希望する海外の法人顧客とMonotaROの両方で請求プロセスがさらに簡略化される。

Adyenのシングルプラットフォームにより、MonotaROは、市場固有のリスク特性を調整し、東南アジアの多様性に富んだ決済環境においても決済の迅速化、簡略化が可能になるそうだ。Adyenの特定の市場に関する知見や統合データを利用することで、MonotaROは十分なリスク管理環境とスムーズな決済の適切なバランスを実現することができるとしている。さらに、MonotaROは東南アジアにおける動的3Dセキュア決済を一元管理できるようになったため、不正利用を防止しながらも離脱率を下げ、コンバージョン率向上のための調整ができるようになった。

MonotaROはAdyenのテクノロジーへの統合作業と技術的な接続のメンテナンスを一度行うだけで、日本国外の市場へのサービス提供が可能になる。さらに、Adyenを利用することで、リアルタイムのレポート作成や財務部門の複雑な財務調整の簡略化などが可能になり、バックエンド業務の効率が上がるそうだ。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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